私たちは富赤

富田・赤大路地域人権教育推進委員会
(2009年度より名称が変わりました)

就学前教育 人権講座開催

2013-11-13 05:51:33 | Weblog

9月20日 ふれあい文化センターに於いて、恒例となりました就学前教育に焦点おあてた人権講座を開催しました。

今回は、奈良教育大学大学院教育研究科准教授の粕谷貴志さんに「学習への意欲を育む就学前教育について」~小学校とのつながりを考える~ という演題でお話ししていただきました。

四中校区では「0才~18才をつなげる教育」をテーマにして様々な取組みを行っています。しかし、新旧交代の時期を向えたいま、これまでの経過及び取組みの必要性や重要性などをどのように継承していくのか、学校園・地域・家庭が今まで以上に『教育の共有化』を図り、取組みの充実をめざす必要があります。私たち富赤人権推も、地域の一員として、そのテーマにしっかりと取組まなければならないと考えています。

子どもの育ちにおいて「ほめられることや認められること」で自尊感情が育ち、意欲が育ち、自己効力感につながる。子育てや教育活動の中で、親や大人は、どれだけ「待つ」ことができるか。『答えを言う』のではなく『答えを出すための環境を整える』ことが大切であること。また「集団づくり」にしっかりと取組むことが「学力向上」につながること。等々、現在の教育活動の課題とそれに対応すべき事柄をやさしく、わかりやすく講演していただきました。

わたしたち大人は「子どもから親にさせてもらう」、「子どもたちから教師保育士にさせてもらう」と自覚することが大切であり、同時に子どもたちの目線にたって、子育ちや教育に取組むことが重要であると示されたように感じました。

今回の講演会には、100名を超える方々に参加していただきました。みなさんと共に、今回学んだたくさんのことを今後に生かしていきたいと思います。

熱心に聞き入る参加者のみなさん。 

開催の挨拶をする茨木委員長

※   自己効力感-人が何らかの課題に直面した際、自分はそれが実行できるという期待(効力期待)や自信のこと。

校区では、子どもたちが自信を持つことで、課題に取組み克服する。自らの力で夢の実現に向かう。そのために、自己効力感が持てる教育や子育てをめざしている。

閉会の挨拶は吉田事務局次長が。

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