10月28日(水)、キッズいわき・ぱふ代表の岩城敏之さんをお迎えして,
「子どもに学ぶ親育ち」というテーマでお話いただきました。
とても軽快なテンポで話され、1時間半の講演はあっという間に過ぎました。
内容を少し紹介します。
☆子育ては母性本能ではない。
☆子育ては文化。
☆祖先が学んだ生活の知恵、文化、遊びの文化を次世代に伝えていかなければ豊かな人材を育成できない。
☆資源のない日本が、今日豊かな生活ができるのは、世界で認められる豊かな人材育成に先人が成功したから。
☆子育てを若いお母さんだけにすべて任せたせいで、今、社会は、くずれ始めている。
☆昔の子どもは、日が暮れるまでからだを動かし、大きい子も小さい子も一緒に遊び、けんかが始まれば、おさめるギャラリーもいて子どもたちで解決する力を蓄えていった。また手先を使うコマ回し、おはじき、おてだま、けん玉等々、前頭葉を刺激していったので、学校での勉学を早く吸収することや、感情をコントロールする力を養うことができた。
☆現在は、バーチャルな遊びが流行し、子どもたちがうまく遊べているとはいえない。ニートや不登校などの社会現象を生んでいると言える。
☆子育てとは「愛」。その子の存在を認めること。共に歩めて、あなたに会えてよかったと喜ぶこと。
☆『愛』は連鎖していく。
子育て真っ最中の母親である私は、
☆『未来の豊かな社会をつくる子どもたち』を育てているということ。
☆わが子だけでなく、すべての子どもを上手く育てていかなければ、日本の未来はない。
という大きな課題をいただきました。
いろいろお話いただいたことを頭に入れ、3日坊主かもしれませんが、テレビをつけず手作業、お手伝い、と影響を受け過ごす今日このごろです。
微力ながら、何か日々子どもの育成に心して取組みたいと思いました。
岩城敏之さんのお薦めの本やご自身で執筆された本、面白いおもちゃなどが展示即売されました。
講演会に参加していただいた方々は82名。
何度か岩城さんの講演会に参加された方も多く、『幾度聞いてもよかった』という感想をいただきました。
また、初めて参加された方からは、『いろいろと気づかされることが多く、とても有意義な研修会になりました』という感想をいただいています。
参加いただきました委員の皆さん、ありがとうございました。お疲れさまでした。
最後にご講演いただきました岩城敏之さん本当にありがとうございました。