私たちは富赤

富田・赤大路地域人権教育推進委員会
(2009年度より名称が変わりました)

研修会『学びの中から生まれる教育力』‐就学前教育研修会‐

2011-09-23 02:38:02 | 富赤人権推

922日(木)午後6時から、富田ふれあい文化センターで富田赤大路地域人権教育素新委員会の主催の研修会をおこないました。

 

今回の研修内容は保育を焦点にし、

講師に鳴門教育大学大学院の木下光二氏をお招きして、

『学びの中から生まれる教育力』というテーマで、講演をしていただきました。

開始の午後6時前から校区の幼稚園と保育所、小学校、中学校、富赤の委員、そして近隣の幼稚園や保育所の先生方が集まり、総勢140人以上の参加者で会場は埋めつくされました。

 

 木下先生は小学校の教頭から幼稚園へ異動された異色の経験をもつ人物で、その経緯と初めて就学前教育に飛び込んだ彼の驚きの貴重な体験談を話されました。

そして、就学前教育の重要性と子どもたちの持っている力、それを引き出すことの大切さを痛感した内容をプレゼンで丁寧にお話をしていただきました。

また、「遊びの中にこそ学びがある」という就学前教育を目の当たりにした彼は、さまざまな学びを得ることができたということでした。

就学前教育において、子どもたちの遊びを教師がいかにサポートするのか、そしてさらに幅広い遊びの発展につなげることが重要であるとも提言してくれました。

そういう意味でも、教師が子どもたちの遊びから学べる環境プログラムをいかにつくっていくのかがポイントであり、それを実践できる教師の力量が必要であることはいうもでもないと指摘されました。

この第四中学校区は、以前から学校・薗・地域・家庭が連携を密にして、保育、教育、子育ての課題解決のために、さまざまな取組を実践してきました。特に就学前において、「遊びこめる力」「遊ぶことから学ぶ」といったテーマをかかげ、実践を積み上げてきました。

そのような中、地域においては「子育てに強い第四中学校区」と子育て運動を展開してきました。

木下先生の話を聞き、わが校区の取組に間違いがないという思いをあらためて感じることができました。

しかし、子どもたちの課題は少なくない中で、わたしたちはさらに連携を密にして、「0歳から18才のつながった教育」の確立をめざす必要があると考えます。

今回、就学前教育に焦点をあてた研修会をおこないましたが、今後、就学前から就学をつなげる取組などを企画するなど、富田赤大路地域人権教育推進委員会が担えることの大切さも感じました。

取組の中から、人と人がつながる、学ぶことからつながるということを中心に取組を展開していきたいと考えます。 

 

木下先生の講演の中で、小学校や中学校では子どもたちが授業中遊んでいたら注意をするのに、幼稚園ではその遊ぶことから学べる!その違いに戸惑い、木下先生も多くの学びがあったというお話がすごく印象的でした。

 

本当にいい話を聞けて、よかったと思いました。

木下先生に感謝の気持ちは勿論、今回の研修会に参加してくれた多くの方々、研修会を支えていただいた方々に感謝したします!

ありがとうございました!!

 

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