気ままな広州日記

2011年12月からわんぱく3兄弟を従えて広州で過ごしていましたが、2015年7月に本帰国しました。

あわや大惨事!

2011-12-31 | 広州 日々の出来事
育児に悩みや心配事はつきません。
男の子ばかりの我が家はケガもしょっちゅう。
今までも長男&次男は何度額や頭を縫ったことか・・・
母も多少の免疫はできており、ちょっとやそっとであたふたしません。
(単にのんきなだけか

でも、昨日の夕方はちょっと大変でした。
ダイニングの幼児用のイスに上りかけた三男がどうやら足をすべらしたらしく号泣

近くにいなかった私、あまりの泣きっぷりにかけつけるとどうも口の中から出血
上の前歯の片方の歯と歯茎の境目から血が出てきてます。
出血だけならよかったんだけど、歯を触ってみると・・・??・・・ちょっとぐらついている
時刻は18:30分。どこか開いている病院は?

すぐそばの日本語の通じる病院に電話をかけてみました。
(マンション選びの決め手のひとつにもなった理由は日本語で医療の受けられる病院が近いこと)
が、今日は歯を見ることのできる先生は不在で、広州市内にもいなくて、明日も(12/31)休みで、
内科の先生しかいないという。
「まだ広州に来て1か月で歯医者も全くわからないんです・・・。」と話すと
日本語の通じる歯科医エリック先生の連絡先(携帯番号)を教えてくださった。

わらにもすがる思いで電話をかけ、事情を説明してみると
「まずそういう場合は折れていないかレントゲンをとります。
次に、折れていなければ隣の歯と固定します。それから・・・。」
と説明されました。
「・・ただ私ももう今日の診察は終わって今車で帰ってる途中で、同僚も病院を離れて皆帰りました。
明日も病院はもう休みなんですねえ・・・」と・・・。
その後「今同僚に聞いてみますので、ちょっとまた後でかけます」と。

しばらく待つと、連絡があり
「同僚が病院に今から戻ってくれます。私も病院に戻るので、△△に今から来れますか?」とのこと。
場所もよく分からないので尋ねると、「住まいはどちらですか?」と聞くので
「××(マンション名)です。」と言うと、
「××はクリニックに行く途中にあるので迎えに行きます。近づいたらまた連絡します」
とおっしゃいます。
何て親切な先生。お家に帰る途中にまったくもって知らない患者からの電話にわざわざ引き返して
しかも私と子供を迎えに来てくれるというではないですか。

上二人を留守番させ、ちょうど惨事の起こった後で帰ってきた夫とともに先生の車で先生の勤める
KAIYI DENTAL CLINICに行って、無事処置をしていただくことができました。
幸い、前歯は折れてなくて、ひとまず歯の裏側から隣の前歯と固定していただきました。
二か月くらいこのままにしておいたら(歯も)動かなくなるとのことで、
ただ神経がどうか(死んでるかそうでないか)は今の段階ではわからないのでよく歯をみておいて
何かあったらまた連絡してください・・・とのことでした。
初めて歯医者で治療を受けた三男君、口に機械が入ってきていやそうだったけど、泣かないで
耐えることができました。
頑張ったね
エリック先生、デンタルクリニックからは遠い自宅に帰る途中に(かなり自宅に近づいていた
と思われる)わざわざ引き返して、車に乗せて連れて行っていただいて、治療して下さり、
本当にありがとうございました。

しかし、超高級そうな富裕層をターゲットとしている感じのデンタルクリニック、
海外保険のキャッスレスが効かず、時間外で費用が加算され・・・とんでもなく高額で
目玉が飛び出そうでした
2940元って・・・(12.189円/元)
昨日は手持ちもなかったので、支払わずそのままタクシーで3人で帰宅。
今日夫の会社と提携する海外旅行保険金請求を扱うところに連絡して(←夫が)、治療完了後
保険金請求の手続きができる旨の確認をできホッとした私でした。

このケガ、日本でもこんな年末の時間外に無事対処できたのかな?
しかも、先生の携帯電話番号を公にしているなんて日本では考えられないから本当に本当に
ありがたかったです。

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