囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

笠木透さんを偲んで

2014-12-28 15:52:53 | うたごえ
わが大地のうた/笠木透&我夢土下座


フオークシンガーの笠木透さんが、12月22日、直腸がんのため亡くなりました。
私が、笠木さんの歌を知ったのはそう古くはありません。「新しい憲法の話」にまつわる「あの日の授業」をうたごえサークルで覚えた時からです。今でも所沢うたごえ喫茶で歌っています。

私は、笠木さんの舞台を一度だけ聞いたことがあります。昨年6月20日、所沢文化会館ミューズでの舞台です。これは、小・中学校に管理教育を持ち込むため文部省が「主任手当」制度を強行導入しました。それに反対していた所沢教員組合が、その主任手当を積み立てて、その基金で毎年子どもや市民に還元する企画を行っています。その行事に、笠木さんたちの音楽集団「雑花塾」が招かれたのです。

最初で、最後に聴いた舞台でした。中央が笠木さんです。



随分高齢な人だと思ったら、1937年生まれで私と同じ歳でした。「私の子どもたちへ」「あなたが夜明けを告げる子どもたち」「あの日の授業」など、沢山のうたを熱唱しました。そんな中で、私はやはり「我が大地の歌」が一番好きでした。特に、3:11大震災後、津波や原発事故でふるさとをめちゃめちゃにされた方々の思いと重ねて聞き、感無量です。この歌が、3:11よりずっと昔に作られた曲だと知り驚きました。

惜しい方をなくしました。笠木さんを偲んで、よろしかったらこの曲を聴いてください。
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