見出しが違う？

消費税増税を先導する朝日新聞の論調に呆れて、６月から東京新聞に替えました。
朝、新聞を見ても東京新聞の「見出し」が他の新聞と違うような気がします。



今日の朝刊です。見出しが明快です。

社会保障改革推進法の実態は
自助強調　弱者ばっさり
３党協議頼みのツケ
「ごまかし法」連発政権
日弁連「憲法の生存権に抵触」

野田政権の「税と社会保障の一体改革」のごまかしの内容が克明に解説されています。
この記事には、毎週水曜日夕方行われている「反貧困・首相官邸前抗議行動」も写真入りで報道しています。

毎週金曜日夕方の反原発の官邸前抗議行動、代々木公園などで行われた「さよなら原発」行動の報道姿勢が、３大新聞とは明らかに違います。
少なくとも、私たち庶民の気持ちの寄り添った報道姿勢です。
今のところ、私は東京新聞に替えて良かったと思っています。

だだ、困ったこともあります。週刊誌の広告です。朝日新聞は１ページのひとつの週刊誌が広告を載せています。ところが、東京新聞は１ページに二つの週刊誌が並列で広告を載せています。この為、週刊誌の内容の文字が小さいのです。
それが困る理由は重大です。
９２歳の母親は、週刊誌の広告を見るのを楽しみにしています。視力が弱くなっているため、週刊誌の見出しを読んで、巷の動きを理解しているようです。東京新聞の週刊誌の広告は２誌並列のため、肝心の週刊誌の見出し文字がよく見えないらしいのです。
もし、「また朝日新聞に替えよう」と言い出すとしたら、母親でしょう。

やはり、一長一短はあるようです。