山城めぐり(兄弟ブログ biglob)

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平家落人伝説

2015-07-14 19:11:49 | 氏族の追跡
関東における平家落人伝説

横尾氏の祖は平忠盛の六男忠度として系図には記載されています。そこで、関東における平家落人伝説を調べていけば何か新しい糸口が得られるかと思い取り組むこととしました。

関東で有名な平家落人伝説は
妙雲寺(栃木県那須塩原市塩原)平貞能が平重盛の妹妙雲尼を伴って落延びたと伝えられる。

湯西川温泉(栃木県日光市湯西川)平忠実が逃れ住んだと伝える。

川俣温泉(栃木県日光市川俣)平藤房が逃れ住んだと伝えられる。

戸倉(群馬県片品村戸倉)平家落人の足跡は、このあたりから尾瀬を越え、福島県桧枝岐や栃木県の湯西川へと続いている。当地域では平家落人として尾瀬大納言藤原頼国の名が知られている。

藤原(群馬県みなかみ町藤原)平家落人の集落、こちらも尾瀬の登り口となる。

尻焼温泉(群馬県中之条町入山)六合村温泉郷の一つである尻焼温泉は平家落人が発見したと伝えられている。

持倉(群馬県神流町)奥多野と呼ばれる山あいには平将門の落人と平家の落人の伝説が混在する。持倉は当地に逃れてきた落人たちが、険しい山道を馬に乗っては越せないため、鞍を手にもって登ってきたと伝えられる。

このほかに群馬県藤岡日野の土着した武士団、小柏氏が平家の子孫と伝えられています。また群馬県南牧村にも平家落人があります。

新シリーズとして、これらの平家落人伝説の地域を一つ一つ回って由来を報告してゆきます。読者の方で、新情報があれば教えてください。

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