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ブッダ2 ~終わりなき旅~

2014-02-11 23:10:15 | 徒然なるままに
ブッダ2を観た。
シッタールダ王子が出家し、菩提樹の木の下で悟りを開くまでのエピソードだ。
でも、私的には、「?」がたくさんある映画だった。
①「手塚治虫の」とわざわざ書かなくても、原作/手塚治虫で良かったのではないか。
②なぜ、出家したブッダは螺髪ではなく、肉髻(にくけい)もないのは?
③悟りを開いたブッダの額に白毫がないのはなぜ?
④アッシジが死なねばならない理由は、ただの食物連鎖だけではなかったのでは?
⑤シッタールダにミルク粥を食べさせてくれた少女の名前は?

他にも?がいっぱいあったけど、そういう予備知識がなくても楽しめて感動できる内容ではあった。
ぜひ、この作品を見て、ちょっとでも興味を持った人は、ぜひ、手塚治虫氏の原作を読んで見て欲しい。

シッタールダが苦行の果てにたどり着いた悟りの境地とは?が比較的分かりやすく描かれていたと思う。

本当の苦しみとは?

自分だけが苦しくて不幸だという考えに囚われていると、本当の幸せに気付くことはできない。

では、本当の幸せとは?

こんな自分でも、生まれてきた意味がある。
誰にでも、人として生まれてきた以上、果たさなくてはならない役割がある。

たくさんの命の犠牲の上にある命のつながり。

たとえ弱肉強食の世界でも、生きるために命を頂いて生きている。
無益な殺生をしているのは人間だけ。

限りある命を、
命のバトンの自分の番を、
精一杯生き抜く。

死は誰にでも訪れる。
だから、自分の寿命を全うするためにも、今を精一杯生き抜く。
大きな力に生かされている今を。


ブッダ3は、悟りを開いたシッタールダがブッダとなって、説法しながらたくさんの弟子達と出逢い、入滅するまでの80年間の生涯の完結編だ。

手塚治虫氏は、「ブッダ」の中で、シッタールダをとても人間臭く描いている。
どの様な「ブッダ3」になるのか、楽しみに待つことにしよう。

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