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近況報告

2010-12-01 06:14:00 | 徒然なるままに
12月1日(水)

11月は、行事と仕事が盛りだくさんだったので、日記に書くことがいっぱいあったのに、夜は家族にPCを占領され、早朝お百度参りウォーキングをしているため、深夜は起きていられず、土日の昼間は目いっぱい部活動につきあい、家事に追われて、全くHPを更新することも、お返事を書くこともできていません。ごめんなさい。
とりあえず近況報告だけ書きこみます。


ああ、ついに12月になってしまった。
『師走』とはよく言ったもので、学期末を迎え、常に全力疾走で本当に目がまわるような忙しさだ。

先日、定期テストが終わった。今年度は数学のTTでもある私としては、本当に勉強になる。
できる子、できない子という視点ではなく、できる子の中にも、ケアレスミスの多い子、伸び悩んでいる子、塾で先取り授業しているからわかっているつもりでも、基本ができていない子などいろいろいるのだ。
さらにできない子の中には、早とちりの子、見直しを面倒くさがって、ケアレスミスばかりの子、分数を見ただけで苦手意識で問題を拒絶し、あきらめる子、割り算から分らない子、九九がうろ覚えな子、文章が読めない子・・・・。
まさに、100人いれば100通りの進度と理解力なのだ。

今回、反省したのは、中間の子たちのSOSを見逃さないようにしなければならなかったということだ。
方程式の小テストで0点に近い生徒たち(たまごちゃん達)に昼休みの補習をしていた時、そうじゃない生徒たちまでやってきて、「これ、俺解けるよ」なんて言いながら、やたら自主的にやってきては問題を解いていた生徒がいた。
ノートもきれいに取っているし、いつもニコニコたまごちゃんたちにやり方を教えてくれていたのだ。
ところが、彼がそのたまごちゃんたちよりも点数が低かったのだ。
彼は、本当は、自分も理解不十分なところを教えてほしかったのだ。
テスト返しの日、自分の点数を見てショックを受けている彼に、
「もう一回、間違えたところをノートにやり直して、どうして間違えたのか、答えを見ながら考えてみて。それでもわからなかったら聞きにおいで。今やっているところを分らないままにしておくと、この先大変だから。」
と言ったら、素直にうなづいていた。

もう、どこから手を付けてわからない生徒たちを個別に指導するのは、正規の数学のそれも、3学年の進路を抱えている先生では不可能に近い。
それならばと、1学年の副担任である私が買って出た補講だったが、やり方を考えなくては。
本当に救わなくてはならないのは、どういう生徒たちなのか…。
小テストって、大切なのだとつくづく思った。
定期テストで広範囲のところをドカンと出題されても、その問題を見ただけでアップアップしている生徒に、短いスパンでこまめに一つ一つポイントを抑えて、理解できたかをチェックさせる問題を、繰り返しやらせる、いわゆる「ドリル」形式の補習と小テストが必要だ。

でも、そこまでキメの細かい指導となると…。
去年は、美術の課題の終わっていない生徒を美術室に呼んで補講をしたのだが…
今年は更に、数学バージョンも考えないと…。

     *(鉛筆)*     *(鉛筆)*     *(鉛筆)*     *(鉛筆)*     *(鉛筆)*

さて。美術。1年生は「お誕生月のカレンダー」、2年生選択美術は『アニメーション・ゾートロープ』、3年生は『木彫印箱作り』だ。
一人ひとり違う個性を表現させるわけだが、課題の内容を自分でどんどん進められる生徒や、解説したり、実演して見せるだけで理解できる生徒ばかりではない。
「次どうやるの?」と、全く説明を聞いていない子、勝手にやって段取りを間違える子、自分のことだけみてほしい子、かまってほしい子たちの方が圧倒的に多いのだ。

まさに、三面六臂ではなく、11面千手千眼の体が欲しいくらいだ。

でも、そんな時に役立つ、今までの教え子たちの作品集。
私は、教え子たちの作品はすべてデジカメで保存してあるのだが、その作品をプリントして見せたり、まだ在学中の生徒の作品は、前任校に行って借りてきて見せている。
その作品を見て、生徒たちは参考にしたり、自分なりのイメージを膨らませ、工夫を考えることができる。
私も、それらの作品を見ると、その作品を制作した時にその生徒と話したことやその制作工程を昨日のことのように鮮やかに思い出すことができる。
そして、また、今年の生徒たちがどんな作品を生み出してくれるのか楽しみになり、最後まで完成させてあげたいという意欲がわいてくるのだ。

     *(桜)*     *(ひまわり)*     *(紅葉)*     *(結晶)*


演劇部の本番も、後18日となった。台詞はまあまあ入ったが…。
とにかく、テストが終わってからは朝練、土日なしで公演に向けてみんな頑張っている。
冬場は、帰りのHRが終わってすぐに部活動を始めても、最終下校まで30分しかない。
私としてはその方が夕方仕事ができて助かって入るのだが…。夏場は最終下校が6時30分なので、それまで部活動を指導し、その後仕事をしていると、深夜帰宅になってしまうからだ。

とにかく、寒さ本番を迎える季節、風邪などひかないでベストコンディションで本番を迎えられるように、みんなで頑張ろう!

     *(結晶)*     *(雪)*     *(雪)*     *(結晶)*     *(雪)*  

末娘の3者面談も終わり、いよいよ志望校合格目指してラストスパートに入った。
揺れる中3生と受験生の母…。
明るい春*(桜)*が来ることを願っての、まさに毎日が修業の日々だ。
息子が土日に帰ってきて、妹の勉強を見て、アドバイスしたり、励ましてくれているのには本当に助かっている。

さて、Tryの寅年も後一カ月。来年はJUMPの兎年だ。
今月も、ガッツで頑張るぞ~!!!