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息子の部屋

2009-11-01 10:26:00 | 徒然なるままに
11月1日(日)

7日間の自宅謹慎も、あと4日となった。今の所、熱がぶり返すことはないが、やはり変な咳が出る。今回の新型インフルエンザは気管に来るといわれたが本当だ。

昨日は、息子の部屋の掃除をした。
中学時代、部屋を勝手に片付けたと母子喧嘩の末、プチ家出までした息子。以来、気になりながらも、よほどのことがない限り、また、やるときには息子に断ってから掃除をすることにしていたのだが、この2~3年間は私も忙しく、正直なところ、とても息子の部屋の掃除まで手が回らなかった。
大学生になってからの息子は、バイトだ合宿だとなかなか忙しく、家にいる時は、午後から講義だと午前中は寝ているし、部屋はあくまで自己管理のはずだった。

今回、インフルエンザに罹って1週間も自宅謹慎の身となり、せっかくだから普段出来ない片付けと掃除をしよう、衣替えを完了させよう、布団干しや寝具の洗濯をしよう!と心に決め、ターゲットのひとつ目に、息子の部屋を当てた。
年頃の息子の部屋ではあるので、一応、お伺いを立てたところ、思いの外あっさりと、いや、むしろ、「よろしくお願いします」と頼まれた。

で、入ってみました、禁断の開かずの間へ!
覚悟はしていたものの・・・*(青ざめ)*。
朝、起こしにドアを開けるたび、チラとは覗いてはいたが、ここまでとは・・・*(ショック)*。
これはもう、自分ではどうしようもなくなって、たとえ、どんな恥ずかしいものを発見されようとも、何とかしてほしくて、私の申し出をこれ幸いと受けたのだなと思った*(いっぷく)*。

ほとんど、ポンペイの悲劇か、大震災でも起きたのか状態の部屋を片付けること7時間*(すっぱい)*
その間、洗ったのか着たのかよく分からない服やら靴下の山を洗濯しながら、地層を成す本類を分類し、不要な紙ゴミと燃えるゴミを分別しているうちに、ようやく床面が見えてきた。
まるで、遺跡発掘のように、丁寧に仕分けし、磨き、あるべき場所に戻したり、新旧入れ替えたりして、だんだん、部屋らしくなってきた。

今回、息子の部屋の片付けを思い立ったのは、先月の息子の誕生日に私がインフルエンザになってしまい、何のご馳走も作ってあげられないばかりか、先日の怪我と言い、先月は医療費がハンパなかった*(涙)*
苦肉の策で『部屋の掃除』がプレゼントのつもりだったのだが・・・。(小さい子の『肩たたき券』みたい*(汗)*)

夕べ、週活から帰ってきた息子は、部屋を見るなり
「おお*(びっくり2)**(キラキラ)*」
と言いながらも、私の溜まった小言を避けるように、
「パソコン貸してねー、リクナビ見ないとと今日の説明会の意味ないからー」
とか言いながら、そそくさと階下に消えて行った。
今日は、これから、窓掃除と床拭きだが、週活で疲れて階下で寝ている息子が起きたら、自分でやってもらおうと思っている。

これから週活でますます忙しくなる大学3年生。
基本的には自分の健康も、時間も、部屋の管理も、自分でちゃんとしてほしいところだが、今回だけは、親バカ振りを発揮して、日ごろのほったらかし状態の埋め合わせをさせてもらおう。
後は、自分でしっかり、維持管理をするように!