マンション・メンテblog

集合住宅管理新聞「アメニティ」のブログです。工事業者募集やセミナーの案内などを随時掲載していきます。

東京都マンション再生まちづくり制度を創設/東京都

2017-03-31 10:27:22 | ニュース
 都は、2017年4月「東京都マンション再生まちづくり制度」を創設する。
都内には、老朽化などにより、建替え等を検討すべき時期を迎えているにもかかわらず、敷地条件や建築規制等により、建替えが困難なマンションが相当数存在しており、こうしたマンションについて、周辺との共同化など、まちづくりと連携して建替え等の再生を促進するため、区市の策定するマンション再生まちづくり計画を受けて、都が地区を指定(※)し、まちの安全性や魅力の向上に寄与する地区内の旧耐震基準の分譲マンションの再生を支援する。

 支援の内容は、マンション再生まちづくり計画の検討・策定に取り組む区市に対する補助、及び指定を受けた地区内においてマンションの建替え等の再生を検討する管理組合等に対する区市を通じた合意形成費用の補助を行う。
また、同制度の創設とあわせて、都市開発諸制度の一つである建築基準法に基づく総合設計制度や、マンション建替法に基づく容積率許可制度、東京のしゃれた街並みづくり推進条例に基づく街区再編まちづくり制度を見直し、まちづくりと連携したマンションの建替えを促進する。

 ※地区の指定要件(概要)
 次の(1)~(3)の全てに該当し、区市によりマンション再生まちづくり計画が策定された地区
 (1) 市街地の更新を促進すべき位置づけのされた地区(重点供給地区、2号地区、誘導地区など)
 (2) 旧耐震マンション(1981年5月31日以前に新築工事に着手したマンション)がある地区
 (3) 次のいずれかを含むまちづくりに取り組む地区
   ア 都市計画区域の整備、開発及び保全の方針に定める中核拠点又は生活拠点の形成
   イ 特定緊急輸送道路の機能確保
   ウ 防災都市づくり推進計画において指定する整備地域における安全な市街地の形成
   エ 大規模住宅団地の再生
   オ その他、まちづくりの必要性が特に認められるもの

「マンション管理ガイドライン」を改定/東京都

2017-03-31 10:25:43 | ニュース
 東京都は、都民の豊かな住生活を支える安全で良質なマンションストックを形成するため、昨年3月に「良質なマンションストックの形成促進計画」を策定し、同計画に基づき、マンションの老朽化や居住者の高齢化の進行、防災対策への関心の高まりなど管理をめぐる状況の変化を踏まえて、「マンション管理ガイドライン」を改定した。
 ガイドラインでは、管理組合等による適正な管理や再生を促進するために、管理組合や分譲事業者、マンション管理業者、マンション管理士それぞれが業務を行うに当たり、実施することが望ましい事項を示している。
主な改定内容は以下の通り。

防災対策、災害発生時のルール等の策定
 自主防災組織の設置、災害時に援助が必要となる居住者を把握するための名簿の作成や、総会等が開催できない場合の意思決定のルールを整備しておくことの必要性を記載

マンションの再生
 早い段階から将来の再生について意識を持ち、検討することの重要性を記載

マンション取引時の管理組合の運営情報の開示
 既存マンションの流通活性化のため、マンションの売買時に、管理組合の財務・管理に関する情報を積極的に開示することの重要性に加え、開示情報の範囲や方法についてルールを定めておくことの必要性を記載

長期に不在となる場合の届出の提出の周知
 居住者が長期にわたって不在とする場合の届出のルールを定め、周知しておくことの重要性を記載

マンション管理業者編とマンション管理士編の新設
 管理業者とマンション管理士の役割や、業務を行う上での留意事項(管理業者の定期的な業務報告、引継ぎ)等を記載

外部専門家の組合運営への活用
 マンション管理には専門的な知識も必要となることから、マンションの状況に応じて、マンション管理士等の専門家の活用についても検討することを記載

コミュニティ活動に関する留意事項
 地域と連携したコミュニティ活動のうち、管理費からの支出が可能な、マンションの資産価値の向上がもたらされる活動(美化や清掃、防災・防犯活動など)の範囲を記載

 ガイドラインの全文は、東京都マンションポータルサイトに掲載するほか、都民情報ルーム(都庁第一本庁舎3階北側)で閲覧できる。

耐震診断を実施していない特定緊急輸送道路沿道建築物を公表/東京都

2017-03-29 10:35:29 | ニュース
 東京都は、緊急輸送道路沿道建築物耐震化推進条例に基づき、耐震診断を実施していない特定緊急輸送道路沿道建築物を公表した。
 同条例では、特定緊急輸送道路沿道建築物所有者は、2015年3月31日までの耐震診断実施を義務付け。期限を過ぎても診断を実施しない建築物の所有者には別に期限を定め、診断実施を働きかけてきたが、期限を過ぎても正当な事由なく実施しない218件の建築物について、2015年8月31日までに3回にわたって公表を行った。
 その後、診断実施等の意思が確認された建築物計341件のうち75件は診断が行われ、2016年4月1日時点で診断の実施を確認できない建築物は266件。所有者に対し改めて働きかけを行ったところ、145件について、診断の終了又は着手等が確認され、今回、これらを除く121件を公表した。
 公表は、東京都耐震ポータルサイト(都市整備局市街地建築部ホームページ)にリストを掲載するほか、都民情報ルーム(東京都庁第一本庁舎3階北側)でリストを閲覧し、2021年3月31日まで公表される(耐震診断に着手した事が確認された建築物は、随時公表リストから削除)。

快適・長生きマンション連続講座「大規模改修 まずは診断が大切」

2017-03-27 10:23:11 | セミナー
第114回住まいとまちづくり講座
快適・長生きマンション連続講座
「大規模改修 まずは診断が大切」


建築・電気・管設備の3つに分けて考えます。
防災・快適・環境という生活からの分け方もしてみます。
「建・電・管」と「防・快・環」です。
建物を大概に把握することと細かい数値としてつかむことの大切さも考えます。鳥の目。虫の目。
 検査機器や配管の抜管サンプルなども持参します。
 100年をめざしてのプログラムを一緒に考えましょう。
日時
平成29年3月28日(火)18:30~
板橋区立グリーンホール101会議室
参加費
1000円
申し込み 
sumaimachi@sumaimachi.net
電話5986-1630 
FAX5986-1629


日神パレステージ蕨 大規模修繕工事に伴う設計監理会社の募集

2017-03-27 01:00:00 | 見積参加業者募集
① 件 名
大規模修繕工事に伴う設計監理会社の募集
② 発注者
日神パレステージ蕨管理組合
③ 建物概要
マンション名:日神パレステージ蕨
所在地:埼玉県川口市芝下1-1-7
構造等:鉄筋コンクリート造 地下1階地上10階 延床面積10,980㎡
総戸数:107戸(住戸106戸、管理室1室)
竣 工:2002年8月
④ 業務内容
(ア)当マンション大規模修繕工事(第1回)における調査・診断
(イ)当工事の設計・監理
(ウ)当工事の竣工検査・竣工図書等受領の補助
⑤ 業務期間(予定)
2017年7月~2018年7月
⑦ 応募条件
(ア)所在地:埼玉県または東京都に本社または営業所があること
(イ)経営状況:直近3年間の決算が黒字であること
(ウ)法人登記の有無:有
(エ)一級建築事務所登録の有無:有
(オ)業務実績
過去5年間に、100戸以上の分譲マンションにおける、大規模修繕工事の設計・監理業務の実績が5件以上あること
(カ)専従担当者の配置:一級建築士取得10年以上の正社員を専従で配置できること
(キ)建築士賠償責任補償制度またはこれと同等の補償制度に加入していること
⑧ 提出書類(各2部)
(ア)会社案内
(イ)決算報告書(直近3年分)
(ウ)建築士事務所登録証の写し
(エ)建築士賠償責任補償制度または同等の補償制度に加入していることを証する書類
(オ)実績表(大規模修繕工事設計・監理業務)
(カ)担当(予定)者の氏名及び経歴書
⑨ 提出先及び問い合わせ先
小山マンション管理士事務所
代表:小山政徳
住所:332-0033 埼玉県川口市並木元町1-38-407
電話番号:090-8843-5701
FAX:048-257-2885
メールアドレス:office-koyama@hop.ocn.ne.jp
⑩ 提出方法及び提出期限
郵便または宅配便(持参不可)
2017年4月14日(金)必着