孤独の東京ぶらりひとり旅

いつも一人で都内へぶらり旅などをした時の記録です。
(孤独のグルメ・モヤさま好き)

両国に大相撲を見に行ってみた(九月場所・6日目)

2013-09-24 11:34:03 | 都内イベント
先日の記事に書いた「昼過ぎから大相撲を見に行き、国技館のヤキトリとビールで乾杯」をしに両国国技館に行ってみた。 

 久住昌之・著「ひとり 家飲み 通い呑み」を読んでみた
 http://tokyo-burari.blog.jp/blog-entry-283.html

■関連記事:
 大相撲・五月場所チケット値上げ/相撲観戦ついでに見たい両国の名所
 http://tokyo-burari.blog.jp/archives/795312.html

国技館の大相撲観戦チケットは、以下の種類がある。
・土俵近くの座敷席「マス席」(9200~11300円)
・2階のイス席(指定席は3600~8200円、自由席は2100円)

※土俵からの距離感はこんな感じ。
 写真右上、人がちらほら座ってるピンク色のイス2、3列が指定C席と自由席。
 正直なところ、席がそうそう埋まらない平日は、B,C席を予約するくらいなら自由席でも大差ないと思う。
 (土俵から遠いのは変わらないから)
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今日は相撲の気分だけ味わうので、当然この最も安い「当日券の自由席」を買うわけだが、ネットの情報を見ると「優勝のかかる千秋楽近くや土日は、朝から並んでも自由席券が取れない場合もある」らしい。
というわけで、そういう不安のない6日目(9/20・金曜日)に行くことにした。

9:30頃に国技館へ。
(国技館の開場は8時で、8:30頃から前相撲(番付外の新人の取り組み)が始まるが、朝は朝で行列ができるかと思い、通勤ラッシュも落ち着く頃に行った)
窓口に並ぶ行列は数人といったところで、外国人が多め。
相撲のテレビ中継で、土俵の周り(マス席)に写るのはほぼ日本人だが、2階席には外国人が4割くらいはいた。
(酔った自分の見た目だが)

右画像は自由席のチケット。
券面に「14列」とあり、並んだイス席の最も外側(14列目)の1列が自由席ということになる。
(近くの係員に聞いたところ、この前日(大相撲5日目・木曜日)は自由席券は11時頃に売り切れだったらしい)
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なお、いったん会場に入ると、途中退場は1回だけ。
途中で外に出て両国観光を楽しみたい、外のお店で食事したいというような場合は注意。

地下の大広間で食べられる「250円ちゃんこ」。
この後ビールと焼き鳥が腹に入る予定なので、軽い昼食に丁度いいと食べることに。
日によって味も変わるらしい。
(この日は「ソップ鍋」。鶏がらに醤油というシンプルながら親しみやすい味)
12時半頃に食べに行ったが、この日は結構空席があった。
(土日とかは混むだろうけど)

14:40頃、十両取り組みが始まった国技館内。
マス席は埋まりつつあるが、2階のイス席は結構ガラガラ。
(天井付近に並ぶ額縁は歴代優勝者の写真。言うまでもなく白鵬無双)
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そんな中、席を確保してさっそく相撲を見ながらビールと焼き鳥…と言いたいところだが、自由席だと肘掛も何もないただのイスのため、置き場所に困る。
膝上に置いても落ち着いて相撲を見れないので、空いている隣のイスを借りて置くことに。

国技館の焼き鳥はトリ3本、つくね2本が入って600円。
小ぶりながら食いでがあり、祭りの屋台や飲み屋で食べる値段を思えば、これでもわりと良心的な気がする。
(冷えててもイケる味だった)

相撲がひと勝負ついたところで、ビールをぐびりとやってヤキトリをひと齧り。
相撲を見るのに飽きたら、席を立って館内の土産物屋や相撲博物館(無料)をのぞいたり、試合を横目に持ってきた本を読んだり、と結構マイペースな時間を過ごす。

国技館1階通路の一角には力士専用の地下への入口があり、その近くでは間近で巨体を見れることも。
(正面から写真を撮る勇気はなかったので、帰るところと思われる後姿の力士と付き人(?)を撮影)
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かつて相撲の八百長事件が問題になった通り、下の土俵で戦う力士たちは一戦一戦が真剣勝負。
そんな戦いぶりを、飲み食いしながらゆるい雰囲気で2階席から眺めるのは、さながら古代ローマのコロシアムを思わせる。
上から見た方が偉い人の気分というか、争いは高みの見物に限るというか(ちょっと違うか)。

15:40頃の幕内力士の土俵入り。
この時間になるとマス席はほぼ満員。
自由席も柱のそばなど、端の席は結構埋まりつつある。
(自由席チケットが売り切れのはずなのに席が空いてるのは、途中で帰る人もいるから?)
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大関や横綱の順番が近づくと、テレビで見ている力士が多くなるせいか、さすがに試合に見入るようになる。
周りの熱気につられて、力士が見合う直前には拍手し、勝負がもつれて力比べになったり、上手い捌きが入ると思わず「おおっ」「ああー」と声やため息を漏らし、勝負がついた後にもまた拍手。
自然と周りと一緒に盛り上がれるのがなんだか楽しく、あっという間に結びの一番へ。
(試合の写真は撮れなかったので、勝負がついて弓取り式が終わった後の後片付けシーン)
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「結びの一番で横綱が負けたら座布団乱舞」を密かに期待していたが、この日の日馬富士はあっさり勝利。
勝てば勝ったで、「さすがプロだ…ちがうなあ」と周りと一緒に拍手。
我ながら現金なもの。

という感じで初の大相撲観戦は終了。
終了直後は両国駅まで人の波で大渋滞となるので、数十分くらい隅田川沿いや周辺を散歩するとかして電車に乗るのは待った方がいいかもしれない。
(両国橋からスカイツリー方向を眺める。すっかり日が短くなった今日この頃)
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マス席もいつか座ってみたいが、「1人マス席」はハードルが高すぎる…。

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# 最後に余談。
# 自由席には小人料金(4歳~15歳)があり、子供は200円で相撲を見れるらしい。
# そういうわけで幼稚園児の団体さんの姿もいて、揃った声で「ことおーしゅー!」とか声援を送る姿があった。
# それ自体はほほえましいが、時間いっぱいになり、立会いの寸前、見合ってる最中も声援を止めないのはマナー的にどうなのか…とちょっと思った。
(テレビ中継ではマイクが土俵・マス席に向いてるせいか、あまり聞こえないが、2階席だと子供の声がかなり声が響き渡り、力士の集中力に影響しないのかと思うほどだった)

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「ひとり 家飲み 通い呑み」を読んでみた/両国国技館

2013-09-19 11:50:19 | 孤独のグルメ

大相撲本場所や株主総会などが開かれる両国国技館はJR両国駅のそば。
無料で見れる「相撲博物館」や関連グッズを売る売店が営業中だったりと、相撲の開催されてない時に行ってもなかなか楽しめる。
(外国人観光客も結構いた(Miiのすれちがいはこの日はできなかったが)。
 写真は売店近くにあった相撲ゆるキャラの「せきトリくん」の顔出し看板)

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先日の「歩く人」と同じく久住昌之・著(「孤独のグルメ」「花のズボラ飯」も)。

 「歩く人」を読んでみた
 http://18kipper.blog.fc2.com/blog-entry-260.html

「チャーハンに焼酎ロック」「おでんにワンカップ」など、様々な種類の酒とツマミの組み合わせについて語った第一部と、居酒屋でのエピソードを独特の鋭い観察眼で語る第二部の二部構成。
1話の長さが数ページと短く、さらに、楽しい挿絵のタッチで描かれたマンガも20ページ近く入っていて、軽く読める分量になっている。
著者独特のモノローグというか一人ツッコミが、本書では少し暴走気味?と思えるほどに強いのも特徴。
ノリも「孤独」より軽めな感じ。

「チャーハン」「焼きそば」「ツナトースト」などすぐ作れる(あるいは買いにいける)メニューが多く、食欲をそそる描写は見事。
また例によって、「崎陽軒のシウマイ弁当は新横浜を過ぎてから」など「孤独のグルメ」っぽいネタや、「まんが道」に出ていた「チューダー」(焼酎のサイダー割り)を再現したりと、食材のバラエティにも富んでいる。
(昼過ぎから大相撲を見に行き、国技館のヤキトリとビールで乾杯はちょっとやってみたいと思った。ちょうど九月場所も始まったし)

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