孤独の東京ぶらりひとり旅

いつも一人で都内へぶらり旅などをした時の記録です。
(孤独のグルメ・モヤさま好き)

漫画を描く方にご利益?「マンガ地蔵」(西武池袋線・椎名町駅)

2016-12-24 10:03:35 | 旅日記(東京近郊)
先日、椎名町駅近くにある「マンガ地蔵」を見に行った。
(漫画を書くペンを持っている珍しいお地蔵様)
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「マンガ地蔵」があるのは、椎名町駅の北側の出口を出て右手すぐそばにあるお寺・金剛院。

 ようこそ、こんごういんへ。 真言宗豊山派 金剛院
 http://www.kongohin.or.jp/

一見普通のお寺で、山門をくぐって境内を進むと真言宗ということで弘法大師像などがある。
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「マンガ地蔵」はその奥の茂みに隠れた場所にひっそり建っている。
(お地蔵様と向かい合うように説明の書かれた案内板がある)
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正面から見るとこんな感じ。
こちらも表情やポーズは普通のお地蔵様だが、その右手にはペンを持っているほか、背中には後光でなくマンガで使うペン先の部分を背負っているという漫画家さん仕様。
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さらに、お着物の下の部分には「カリカリ」「シャッシャッ」などマンガを描いてる擬音(ペンの音やトーンを削る音?)が描かれていたりと丁寧なつくり。
(なお、左手に持ってるスライムのような物体は「如意宝珠」というらしい)

近くには同じく漫画家スポット(手塚治虫先生や藤子不二雄先生、まんが道でおなじみ)の「トキワ荘跡地」などもあるので、ついでに見ていってはどうか。
    
 トキワ荘のあった南長崎界隈を歩く
 http://tokyo-burari.blog.jp/archives/795318.html

まんが道(1) (藤子不二雄(A)デジタルセレクション)







「 #孤独のグルメ 」(原作)のモデル店で食事(浅草駅「甘味 梅むら」)

2016-12-10 11:10:17 | 孤独のグルメ
先日の「有楽町ガード下の韓国料理」に続き、「孤独のグルメ」原作マンガのモデルになった店のメニューを食べに行った時の話を。
(2016年9月の話)

 「孤独のグルメ」のモデル店で食事(新橋駅「韓国料理まだん」)
 http://tokyo-burari.blog.jp/archives/12457812.html

今回行ったのは、原作マンガ1巻に出た「東京都台東区浅草の豆かん」のモデルになった「甘味 梅むら」。
(シンプルな甘味を穏やかな雰囲気の中で堪能できるお店で、お出かけの締めに食べるのにもってこいだった)

 梅むら (うめむら) - 浅草/甘味処 [食べログ]
 http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13008698/

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場所は浅草寺の裏手の路地裏で、東京メトロ銀座線・浅草駅から北西方面へ歩いて15分ほど。
言問通りを渡った先の1本裏手の通りに店を構える。
(マンガと同様、静かな裏通りにささやかな屋根と暖簾を出す小さなお店がある)
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屋根の右側にも店名「梅むら」と書かれた看板。
暖簾の中央には丸いマークに「しる志(?)」と書かれているのもマンガと同様だった。
(なお、マンガでは店名は「『松』むら」となっていた。松竹梅?)
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平日の15時頃に行くと、入口を入って左手にある座敷席に地元の主婦っぽい女性グループが先客にいた。
右手のカウンター席には誰もいなかったので、マンガの五郎さん同様に右寄りのカウンター席に座って注文。
(半円形の背もたれが付いたイス、壁の竹模様などこちらもマンガと同様で、描写の細かさにちょっと感動)
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ということで、この日注文したのはマンガと同様の「豆かんてん(470円)」。
(メニュー写真を見てると、フルーツが多めに入った「みつまめ」にも心惹かれた(値段が同じ470円)が、敢えて初志貫徹)
注文から数分も待たずに出てきたのがこちら。
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手の平サイズの器にサイの目切りの寒天と豆が盛られていて、黒蜜がかけられただけのシンプルさ。
(底の方に溜まった蜜としっかりかきまぜて食べるといいだろう)

素朴な豆の味、寒天の食感は(前回の冷麺などに比べると)刺激には乏しいが、確かに「どこまで食べても飽きない」感じで、ほどよい冷たさと相まって暑い日に小休止で食べるのにもってこい。

なお、ぱっと見は黒一色で豆だらけに見えるが、意外と豆の下に控えてる寒天も結構な量なので、両者のバランスを取りながら食べ進むのがいいだろう。
(豆に気を取られ、最後に寒天が多めに残った図。なお、メニューにはマンガに出ていた「煮込み雑炊」などは記載なしだったため、「スイマセン、この煮込み雑炊を…」にはトライできず)
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食べてる最中、ほんの10数分の間に老夫婦連れなどが2組ほど入り、座敷もカウンターもほぼ満席になった。
「孤独のグルメ」ファンという感じではなかったが、普通に地元の方が来る歴史の長い人気店という雰囲気だった。


ということで、浅草観光の後の小休止や外出の締め(モヤさま風に言えば「締めの喫茶店」的な感じ)にでも立ち寄ってみてはどうか。
(甘味が大好きというほどではない自分にとって「豆かんてん」はそうそう食べることはないメニューだが、一生に数度しか食わないなら、せっかくなので話題のお店で…といいきっかけにはなったので良かった)

孤独のグルメ (扶桑社文庫)

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