特別支援をカガクしたがるカワムラのブログ

応用行動分析学(ABA)、障害福祉、特別支援教育など、個人の考えとして書きます。ブログは極めて気楽な執筆態度です。

時間管理と評価「凸凹ちゃんねる 生きにくい人のまとめ」より

2022年03月10日 | 障害児、障害者、特別支援教育

内容は賛否あるかもしれませんが「凸凹ちゃんねる」をよく見ています。

その中でこんなまとめが↓

OGPイメージ

ADHD「仕事できます。褒められます。けど”これ”だけはどうしてもできなかった」 : 凹凸ちゃんねる 発達障害・生きにくい人のまとめ

以前ADHDの方が「これまで就職した会社では、どこでも仕事がよく出来ると褒められていた。」「でも朝起きて時間通りに会社に行く、それだけは...

凹凸ちゃんねる 発達障害・生きにくい人のまとめ

 

 

仕事はできるけど

「でも朝起きて時間通りに会社行く、それだけはどうしても出来なかった。」

とのことです。

 

考えてみれば僕ら労働者への多くの評価は減点主義な気がします。他の人よりも多くの利益を会社にもたらしたとしても、一部NGであればアウト。

 

しかしながらここを緩めることはガバナンスの上でもマネジメントの上でも結構勇気がいる。

鉄道職員などならば出勤時間は生命線かもしれないが、そうじゃない職業も多い。ただ、利益追求にしろ公益性にしろ、組織の長が目的に沿った評価をするためには、その下にいるスタッフ相互が寛容でないと難しい。集団をマネジメントする上で非常に難しいのが部下同士の不仲の予防だ。いわゆる「えこひいき」という受け取り方をされて、"組織的市民行動"と呼ばれるような、互助的な振る舞いが減るかもしれない。

 

緩めた後、どこで歯止めをかけるのか。歯止めはかかるのか。そのあたりも綱渡り。

 

ほしいのは組織の目的に沿った評価。そしてそれを支えるのは寛容さ。(自戒を込めて!)

 

 

 

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