細川護煕、小泉純一郎両元首相 雪国型メガソーラー視察

2015-06-16 07:39:38 | 自然エネルギー

細川護煕、小泉純一郎両元首相 雪国型メガソーラー視察

細川護煕、小泉純一郎両元首相は15日、新潟市東区平和町にある昭和シェル石油(本社・東京都)の雪国型メガソーラーを視察した。

両氏は昨年5月、一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立し、原発によらないエネルギー政策への転換を提唱している。

昭和シェル石油が県と共同で2010年に設置した雪国型メガソーラーは3・5ヘクタールの敷地に約1万2500枚の太陽光パネルが設けられている。パネルは積雪対策のため、一般的なタイプよりも1~10度ほど傾けて、高さ1メートルのコンクリートの土台に置かれている。

視察後、小泉氏は「福島の原発事故以来、国民全体が自然エネルギーに関心を持っている。雪国型は今後伸びると実感した」と話し、細川氏も「農家が畑の上にパネルを設置できるようになれば大変普及するだろう」と話していた。


成長戦略原案 中高年の転職、受け入れ支援や訪日客を地方

2015-06-11 05:24:15 | 経済

中高年の転職、受け入れ支援 成長戦略原案、訪日客を地方へ

政府が月内に策定する新たな成長戦略の原案が10日、分かった。所得や生産性の向上には「人材資源活用力」の抜本強化が必要だとして、経験を積んだ中高年の転職・出向を受け入れる企業への助成制度を創設。非正規労働の多い女性の活躍を後押しするため「正社員転換・雇用管理改善推進プロジェクト」(仮称)を年度内に策定する。

地域活性化では、地方の免税店を拡充して外国人観光客を誘致し、2020年に農林水産物・食品輸出額を1兆円に伸ばす目標は、実現前倒しを目指すと明記した。ベンチャー企業の海外進出も柱に据えた。産業競争力会議で議論し、月末に閣議決定する。


山梨県 大林組:木質バイオマス燃料、発電施設建設

2015-06-09 12:42:51 | 自然エネルギー

大林組:木質バイオマス燃料、発電施設建設へ 大月 /山梨
毎日新聞 2015年06月09日 地方版

 大手ゼネコン「大林組」のグループ企業で再生エネルギー事業を手がける「大林クリーンエナジー」(東京都港区)は8日、木質バイオマスを燃料とする発電施設を大月市に建設し、2017年度中に商業運転を開始すると発表した。

 木質バイオマスは、間伐材などの未利用材や廃棄物とされる剪定(せんてい)枝が燃料。光合成で大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収する樹木を燃料とするため、大気中のCO2濃度に影響を与えない「カーボン・ニュートラル」と呼ばれる発電方法で、地球温暖化防止につながるとされる。
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20150609ddlk19020094000c.html


子どもの貧困問題考える集会

2015-06-01 07:52:28 | 宮城県

震災の影響などで経済的な困難を抱える子どもたちへの支援を考えるシンポジウムが31日、仙台市で開かれました。
このシンポジウムは、あしなが育英会が開き、仙台市青葉区の会場には災害や病気で親を失った子どもや支援団体などおよそ30人が集まりました。
はじめに高校2年生の時に母親を病気で亡くし、今はアルバイトと奨学金で大学に通っているという仙台市の伊藤衣里奈さんが思いを語りました。
伊藤さんは、「経済的な理由で大学中退を余儀なくされた仲間も数多くいる。震災後、貧困家庭は増加しており、子どもたちに救いの手を差し伸べて欲しい」と訴えました。
続いて、宮城や岩手の被災地で、子どもの生活や学習支援に取り組むNPOなどが現状を報告しました。
震災後、仙台市を拠点に学習支援を行う団体は、ひとり親で生活保護を受けている家庭も多いとして、行政や支援団体が連携し、親も子どもも孤立しないよう継続して関わることが大切だと指摘しました。
シンポジウムの実行委員長で病気で父親を亡くした秋田大学4年の高崎安由美さんは、「被災地では、震災が子どもの貧困に追い打ちをかけている。社会が関心をもち、長期的に支援することで子どもの夢や可能性を守ってほしい」と話していました。