LG電子、スマートテレビを発表-米HPから取得のOS搭載
1月6日(ブルームバーグ):韓国のLG電子 は、同社初となるインターネット対応テレビを発表した。米ヒューレット・パッカード(HP)から昨年取得 した基本ソフト(OS)「ウェブOS」が搭載されている。
世界2位のテレビメーカーであるLG電子は、家電見本市「インターナショナル・コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」でネット対応テレビを紹介。同社は電子メールで配布した資料で、もともとは米パームが開発し、HPが引き継いだ「ウェブOS」を、LGが今年発売するスマートテレビの70%余りに搭載することを明らかにした。
米ネットフリックス やフールー(Hulu)、アマゾン・ドット・コムなどが提供するオンラインによるビデオ配信サービスの利用が増える中で、LG電子 はインターネットに接続するスマートテレビのシェア拡大でサムスン電子と張り合っている。
スマートフォン(多機能携帯電話)ではアップルとグーグルのOSが市場を支配しているが、スマートテレビの分野では優位に立つOSがまだ出現していない。
LG電子は、年内に超高精細画面のテレビを12モデル発売することも発表。新モデルには「ウェブOS」が搭載されるという。
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