喜寿をむかえた男の遊々生活!

喜寿を迎えた老人の日々を日記に・・・

雨後のタケノコと自然界の乱れ

2020-04-21 09:46:04 | 日記
 さて、私の所有地である竹藪だが、毎年
上がるのは4月の20日前後でしたが
それが他人の陽当たりの良い場所では
10日頃から上がっていました。
その頃、野菜の直売場で出ていた筍の
価格は小さな物でも1000円程度の値札が
付いていたとか?
 
 先週の土曜日、前日雨も降っていたので
昔から雨後のタケノコと言い、雨上がり
にはニョキニョキ上がっていたのを思い
出し、現地へ、 すると4本上がっていました。
早速 鶴嘴を持ち出し掘り出します。

自宅へ持って帰ると、「前日のも残って
いるし、そんなに沢山要らない」。との
つれない言葉。

掘りたてのタケノコ。

 まぁ妻は文句を言いながらも前日
掘っていた分と、糠であく抜きを行い
関東の娘宅へも送ってやったようです。

 今からは山菜の季節、ワラビも生え
タラの芽も出ます。
昔なら そんな物に興味がない人が
沢山居て、見向きもされなかった山菜が
数年前からブームとなり、大勢の方が
知るようになりました。

 渓流釣りに谷田川の支流に行っていた
頃、天然のワサビも生え、タラの芽は
日本海側の芽は棘がないので重宝して
持って帰りました。
天然のウドも渓流の川沿いに生えていて
よく持ち帰ったのですが、最近はどうかな?
 もう50年ほど昔の事。 その頃、谷田川
ではヤマメが よく釣れていました。
尺物と言われる30センチ近いヤマメが
釣れたものです。

 昔は禁漁もなく、冬の寒い頃でも
雪をかき分け 渓流釣りを楽しんだ
ものです。
時には 餌は”オセコ”と呼んでいましたが
カゲロウの幼虫を餌に 100匹以上の
3桁釣りをしたものです。

 何時しか 漁業組合がアマゴを放流し
ヤマメが激減、今では純粋なヤマメは
居らず、聞けば 現在釣れるのは以前
余り目にしなかったイワナが増えている
との事。

 自然は昔と大きく変わりました。
山は荒廃し、松茸も上がらなくなった。
アユも天然の遡上が無くなり、放流しても
育たない 地元では”冷水病”と言って
いますが、恐らく 家庭から放流されて
いた家庭排水が下水道へ流され
下水を処理した水が放出されたのが
原因でしょう。

 我々の近くの加古川の水は明石海峡
などへ流れる。
年々、イカナゴも獲れなくなり、大阪湾でも
取れなくなったとの事。
恐らく この下水処理した排水が原因
だろうと思われます。




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