カフェ モンタージュでのコンサートに、夜出向きました
今宵のショーソン
まずは出だしの一曲目
大好きな「詩曲」で魂をいぬかれました。
むせびなくようなヴァイオリンの響き
歌うようなその官能的で甘美な調べは
私は重い身体から魂だけ抜けたして
天空の澄んだ星空に翼を得たような。
「終わりなき歌」は
歌詞に入り込み涙が止まりません。
ああ、もう私は18の少女のようです。
たまらない。
圧巻は「コンセール」
波のような演奏のなかに光る高木氏のソロのヴァイオリンの美しさといったら
おそらく私はもう音色の波の中に浮かんでしまっているような。
来て良かった
今日は10時近くまでの長い演奏でしたけれど
時間を感じさせないあっという間の惜しいような時を過ごしました。
このロマンチシズムは20世紀の様々な作曲家の音楽の元にもなったと言われますけれど
確かにその中に様々な作曲家の顔が浮かぶような。
それでもなんとも言えない主題の繰り返しとその変化の妙は
酔うには十分です。
素晴らしい時間でした。
他では 味わえない時間