小田実が去った。
「鳥瞰図」ではなく「虫瞰図」の視点、大所高所の論理によってねじ伏せられる生身の一人一人に寄り添って考える姿勢。
どこかの「党」や「組織」や「派」に帰属し、その集団の意思や指令によって動くのではなく、一人の自立、自律した「個」として判断し行動する市民の連帯を求め続けた彼の姿勢に共感を持ってきた。
夜、目覚めて彼の死に思いをはせていて、ふと気づく。
自分の生き方もあるいは彼の影響を受けていたのではないだろうか、少なくとも彼の姿勢への共感がある種の支えになってきたとは言えそうだ。
命の終わりを見据えながら最期まで毅然とした生き方を貫き通した姿にただただ敬服するのみ。
合掌。
「鳥瞰図」ではなく「虫瞰図」の視点、大所高所の論理によってねじ伏せられる生身の一人一人に寄り添って考える姿勢。
どこかの「党」や「組織」や「派」に帰属し、その集団の意思や指令によって動くのではなく、一人の自立、自律した「個」として判断し行動する市民の連帯を求め続けた彼の姿勢に共感を持ってきた。
夜、目覚めて彼の死に思いをはせていて、ふと気づく。
自分の生き方もあるいは彼の影響を受けていたのではないだろうか、少なくとも彼の姿勢への共感がある種の支えになってきたとは言えそうだ。
命の終わりを見据えながら最期まで毅然とした生き方を貫き通した姿にただただ敬服するのみ。
合掌。