せめて年に一体は作品を仕上げたいと思いながら果たせず、おまけに昨年3・11原発震災以降は「趣味」に費やす気持ちも時間も全くなくなってしまった。
そんなとき、たまたま神戸市民美術展の募集情報を目にして、試みに瑠璃観音立像を出展してみた。
応募してみようかと思ったとき、はたと頭を悩ましたのは、仏像というのは「規矩」といって形態やバランスなど定まった形式があり、その意味では独創性に限りがあるので、通常の美術展で「彫刻」として認められるのかどうかという疑問。
そういえば、いくつか見た公募展でも仏像を見たことがない。
首をかしげつつも、「ま、いいか」と出してみた。
さて、選外でむなしく持ち帰る羽目になるかと思ったが、なんとか「入選」で展示してもらえることになった。
いささか気恥ずかしい気持ちで会場に行ってみたところ、市長賞から佳作まで8点、入選は1点だけ。
抽象作品は理解の外なので別として、具象彫刻はいずれも、こりゃ美大出だろうなと思うような立派な作品ばかり。
その中にあって、1尺立像はいかにも小ぶりで心もとない。
しかしまあ、とりあえず人様にみていただくに値するレベルには達していると認めていただけたのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/75/a2001833211e3157dc30715db2f70a65.jpg)
そんなとき、たまたま神戸市民美術展の募集情報を目にして、試みに瑠璃観音立像を出展してみた。
応募してみようかと思ったとき、はたと頭を悩ましたのは、仏像というのは「規矩」といって形態やバランスなど定まった形式があり、その意味では独創性に限りがあるので、通常の美術展で「彫刻」として認められるのかどうかという疑問。
そういえば、いくつか見た公募展でも仏像を見たことがない。
首をかしげつつも、「ま、いいか」と出してみた。
さて、選外でむなしく持ち帰る羽目になるかと思ったが、なんとか「入選」で展示してもらえることになった。
いささか気恥ずかしい気持ちで会場に行ってみたところ、市長賞から佳作まで8点、入選は1点だけ。
抽象作品は理解の外なので別として、具象彫刻はいずれも、こりゃ美大出だろうなと思うような立派な作品ばかり。
その中にあって、1尺立像はいかにも小ぶりで心もとない。
しかしまあ、とりあえず人様にみていただくに値するレベルには達していると認めていただけたのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/75/a2001833211e3157dc30715db2f70a65.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/b8/b5afafe500e6c321bd75af059b03946b.jpg)