某中古望遠鏡ショップのサイトで見つけたGP赤道儀、¥19800-。
えい!とGET。
自動導入だのオートガイドだの、そんな贅沢はいらない!
材木とボルトで自作した赤道儀もどき?で星を追ったあの頃に比べりゃ月とすっぽん。
第一、光害甚だしい都会で、長時間自動ガイドで狙う対象なんてないだろう。
届いたGPは、ちょっとピントこない薄緑のBODEY、さすがにやや使用感はあるが、こんなものそうそう壊れるものでもない。
ウオームやギアが摩耗するったって、それこそ今どきの自動装置でガンガン回せばともかく、クランプフリーで粗動の後の微動だけで摩耗するまで使おうと思えばん十年かかるだろう。
肝心の鏡筒が手に入るまでにリフレッシュする。
まず、塗装の剥がれが悲しいので、スプレーラッカーで化粧直し。
丁寧にマスキングした上で、下地のサーフェイサーもしっかりかけて、元の同色は手に入らないし、いまいち「望遠鏡」に似つかわしくないのでもう少し白っぽい色に。
いいんじゃない、まるで新品だぜい。
やがて届いた、これまた格安、初心者向け?MEADLX70-150ニュートン式反射を搭載。
ついでに、2軸モータードライブもやっぱり欲しいよな、でもビクセンのは高いし・・と思案していると、Sky Watcher EQ5赤道儀用2軸モータードライブがビクセンと互換が効くとのネット記事。これなら大幅に安い。
ギア数、軸径同じなら何とかなるだろうとGET、あっさりセットできた。見た目はいささか・・だが。
次いで、カメラを載せたときにバランスに不安があったので、長めのウエイト軸を自作。
ホームセンターで、オリジナルの軸のねじ込み部と同じ16mmΦのずん切りボルトを購入、東急ハンズでこれにピッタリ合う径のアルミパイプを見つけてかぶせてバッチリ。
このGPには極軸望遠鏡も付属していたが、我が家は南天は大きく開けているが北天は見えないので、使うことも無いだろうと調整もせず、設置はスマホの方位アプリや何やかや動員して、南のテラスにセットして調整を繰り返し、定位置にマーキング。
これで今では200倍位の眼視や天体用CMOSカメラ(ZWOA ASI120MC-S)での撮影に十分対応できている。
もっとも、互換二軸モーターのクラッチの不具合や設置したテラスのウッドデッキの振動対策等々、結構工夫の日々を楽しんだ結果ではある。そのあたりはまた別稿ででも紹介できるかも。
結論!GP赤道儀、まだまだ使えます!
VIXENさんは、こんな何次所有者ともわからないユーザーの質問にも丁寧に答えてくれました。感謝!