久しぶりに夢を見た。このところ、何も書けない。夢すら見なかった。でも、かなりはっきりした夢だ。歯痛、半裸、歪んだ杖、夕闇の路地、見えない側溝、すれ違う人の影、嘔吐、嗚咽、家から遠ざかる、暗闇の道、薄明かり・・・
観音崎のホテルでのんびりしてきたのだから、もっと楽しい夢を見てもいいはずなのに、どうしたことだか。ここのところ何もかもが変調で、でも、通常がどんなだったかも虚ろだけど。
先週、松下育男さんが誘ってくれたので、荻窪の善福寺公園の近くの葉月ホールというところで、まど・みちおさんのトリビュート展を見て、松下育男さんの詩の話を聴いてきた。ここ数年は、引きこもり状態だったのだが、オープニングセレモニーで松下さんがまど・みちおさんの詩の話をするというので、松下さんの話が聞きたくて出かけてみた。
この前の蒲田派朗読会のときもそうだが、うつ・ぎりぎりを歩いていて、いつ倒れてしまっても不思議はないのに、それでも誘ってくれる友人がいて、ありがたく、真っ暗な闇の中で遠くに少しのひかりが感じられる、そんな気分だ。
松下さんの話をはじめて聴いたが、詩の読み方から始まり、あり方にまで及ぶ深い内容を、わかりやすい平易なことばで話をされた。さすがだなと思った。
歌としてしか知らなかった、まど・みちおさんの詩を読んでみて楽しかった。そういえば「やぎさんゆうびん」や「ふしぎなポケット」が好きだったことを思い出した。何か大事なものを忘れていた気が、ふっとした。
会の最後に、谷川賢作さんがピアノを弾きながらまどさんの歌を歌ってくれた。楽しかった。なぜか「ぺんぎん」の歌が耳の残っていて、いまも「サンキュー」という谷川さんの声がこだましている。僕は飛んできたステッキでたんこぶができるかもしれないけど。
なかなかこんな経験は出来ないので、誘ってくれた松下さんには感謝。そのうえ、廿楽順治さんや岩佐なをさんに紹介までしてもらった。
蒲田派朗読会に続いて、いい刺激をもらってた。ここ数年はまともに詩も読んでいなかった。おまけに、いろんな人に不義理をしたままで心苦しい。それでも、また少し「詩」のことを考えるかなと思っている。
観音崎のホテルでのんびりしてきたのだから、もっと楽しい夢を見てもいいはずなのに、どうしたことだか。ここのところ何もかもが変調で、でも、通常がどんなだったかも虚ろだけど。
先週、松下育男さんが誘ってくれたので、荻窪の善福寺公園の近くの葉月ホールというところで、まど・みちおさんのトリビュート展を見て、松下育男さんの詩の話を聴いてきた。ここ数年は、引きこもり状態だったのだが、オープニングセレモニーで松下さんがまど・みちおさんの詩の話をするというので、松下さんの話が聞きたくて出かけてみた。
この前の蒲田派朗読会のときもそうだが、うつ・ぎりぎりを歩いていて、いつ倒れてしまっても不思議はないのに、それでも誘ってくれる友人がいて、ありがたく、真っ暗な闇の中で遠くに少しのひかりが感じられる、そんな気分だ。
松下さんの話をはじめて聴いたが、詩の読み方から始まり、あり方にまで及ぶ深い内容を、わかりやすい平易なことばで話をされた。さすがだなと思った。
歌としてしか知らなかった、まど・みちおさんの詩を読んでみて楽しかった。そういえば「やぎさんゆうびん」や「ふしぎなポケット」が好きだったことを思い出した。何か大事なものを忘れていた気が、ふっとした。
会の最後に、谷川賢作さんがピアノを弾きながらまどさんの歌を歌ってくれた。楽しかった。なぜか「ぺんぎん」の歌が耳の残っていて、いまも「サンキュー」という谷川さんの声がこだましている。僕は飛んできたステッキでたんこぶができるかもしれないけど。
なかなかこんな経験は出来ないので、誘ってくれた松下さんには感謝。そのうえ、廿楽順治さんや岩佐なをさんに紹介までしてもらった。
蒲田派朗読会に続いて、いい刺激をもらってた。ここ数年はまともに詩も読んでいなかった。おまけに、いろんな人に不義理をしたままで心苦しい。それでも、また少し「詩」のことを考えるかなと思っている。
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