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ココロのかけら

心のかけらを集めたら
君につながった
ここにつながった
透明なガラスのような
ココロのかけら

時空の歪みにハマったみたいだ

2024-05-12 | 独りごと

鮮明な記憶のせいで
年月の感覚が歪んでいる
もう7年も前のこと
あの頃は遠い

わたしの中でだけ
時は止まっているのだろうか
もう彼は
全ての出来事を通過して
すっかり忘れているだろうか


そうやって月日は
知らぬ間に流れていって
遠い過去という形になって
忘却の彼方に追いやられる


今でも鮮明なのは
わたしだけだろうか
あなたを忘れないのは
わたしだけだろうか



夜の海岸

2024-05-11 | 独りごと

久々に夜の海へ向かった
Soundgardenを聴きながら
真っ暗な夜道
泣いていたって気付かれない

使い過ぎた手が痛む
治らないのは休んでないから
一人で炊事も洗い物もするのは
そんなに罪なことなのか


身体のあちこちが硬くて
歪みっぱなしだと言う
ずっと調子が悪いのは
姿勢も態度も悪いから


What is wrong with me?とKurtは歌った
わたしの生き方は今までずっと
そんなに間違っていたのだろうか

いなくなった人たちを思う
戦うように生きなくてはならなかった
敏感な魂たちはもう
ほとんどここに残ってない

限界を感じただろう
そのことに共感する
なぜわたしは人間なんだろう
ただ星でいたかった


純粋な魂を思いながら
トボトボと暗闇を歩いた
荒波は白く大きく
今も轟いているだろうか






不安が僕を追っかける

2023-10-02 | 独りごと


ワクワクするようなアイディアが浮かんで
イメージ膨らましてキャンバスに描く
これならイケるかも
そう思っていても

一晩寝たら もうおしまい
不安が僕を追っかける
そしてガバッと覆い被さって
僕を動けなくしてしまう

それは姿のないモンスター


そんな奴から逃げることだ
追いつかれないように素早く
身をかわして逃げることだ



わたしの中のマシュマロマン

2023-01-15 | 独りごと
ときどき 心に隙間風が吹く
急にどこか心細くなって
キュッと音を立てる

そんなときは ただ小さくなって
収まるのを待つだけだ

から騒ぎのあとの
静けさみたいな
何か ぽっかりと
空虚な闇の中

わたしはひとり
小さく蹲る


それはきっと
パンパンに膨れ上がった
マシュマロマンみたいな幻想が
わたしの中で暴れ出して
破裂しそうになるから

あまりに大きく拡がりすぎて
抱えきれなくなりそうだから


わたしの中のマシュマロマン
夢を見すぎたモンスター

自由を求めるモンスター




存在意義

2022-10-17 | 独りごと
たった一人のために紡ぐ言葉がある
万人受けなどしなくても
誰か一人に届くなら
わたしのその言葉は
意味があるのかもしれない

そして
その言葉を紡ぐわたしにも
存在する意味があるのかもしれない


忘却の彼方

2022-06-06 | 独りごと

もう ないんだろうか
君に逢うことも
想いを告げることも

それは もう
叶うことのない未来なんだろうか

いつしか
忘却の彼方に
君の姿も
その瞳に映ったわたしも
消えていってしまうんだろうか
もう 消えてしまったんだろうか

もう二度と
触れられないんだろうか


よく晴れた日には

2022-05-04 | 独りごと


よく晴れた日の夕方
傾いた陽射し
オレンジに光る景色の中

僕は無性に
歩きたくなる
ただひたすら
西に向かって

長く伸びていく影を
追い越すように
僕はひたすら
西を目指す


歩いても
歩いても
追いつけない夕陽と
だんだん青さを増す空に
浮かんだ三日月を
見失わないように

ただひたすら
僕は歩く

まるで人生を
辿るように


ただそこに
木々があって
ただそこに
太陽や月や星があって

僕はその美しさを
心に留め
その一瞬を
失わないように

ただ歩く

心の隙間を
埋めるように


歩いて
歩いて
僕は孤独を
紛らわす


よく晴れた日には
夕陽を追って
僕はどこまでも
歩き続ける






平和はお金にならない

2022-04-26 | 独りごと


世の中が平和なら
みんなが幸せでいられるはずなのに
実態は違うらしい

世の中が平和だと
儲からない産業がある
売れなくて困るから
どうにか火種を画策し
理由を付けて長引かせる

莫大な予算を使って
破壊力を装備する
危機を煽り
正当化し
市民にさえ供給する


平和はお金にならない
目の前の火を燃やし続け
財を潤すために
彼等は平和を選ばない

その短絡的な財のために
市民は死んでいき
街は破壊され
土地は廃れていく


平和はお金にならない

なぜなら 平和は
先々に繋がる豊かさであり
透き通った心の目でなければ見えない
想像力の賜物であり
深い慈愛のこもった
マッチョイズムや欲とは対極の
「Giving」の精神であり
それゆえに
軽視されてきたものだから

その汚れた手には
絶対に握れないものだから




僕らは何度も歌うだろう

2022-04-15 | 独りごと


朝起きたら 世界が好転していて
すべての争いや不条理が
解決していたらいいのに

地球が反転しないのと同様に
そんなことはないのだろう

個々の人間の持つ思想が
この世界を作り上げているから
その思想が変わらない限り
この世界も変わらない


今日も世界のあちこちで
暴力が振るわれるのだろう
「ハンマーが打ち下ろされる」と
何度も歌われてきたこの世界で

延々と繰り返される
歴史のどこかで見た風景


それでも彼らは歌うだろう
それでも僕らは歌うだろう
嘘っぱちの祭典に
持ち出されたあの曲も

僕らは何度も歌うだろう
それでも何度も歌うだろう


ずっと ここで

2022-04-06 | 独りごと


ずっと ここで待っている
あなたの影が 見えなくなっても
あなたの声が 遠くかすんで
もう 思い出すことが
できなくなっても

ずっと ここで待っている
またいつか
わたしを見つけて
微笑んでくれるまで

ずっと ここで




ちっぽけなわたし

2022-04-04 | 独りごと


ときどき
自分がちっぽけに感じる
いつのまにか 自分を過大評価して
何者かになった気分でいても
結局 
自分なんて ちっぽけなもんだと
ふと感じるときがある

それは誰かと話していて
地位だとか 経験だとか
バックグラウンドの違いに
圧倒されたりしたとき
自分がどれだけがんばって
追いつこうとしても
追いつけない現実を
垣間見たときだったりする


そしてわたしは
下を向く

そしてそこに見つけるのは
ちっぽけでも可憐に咲く
小さな小さな
花だったりする




Only One Thing

2015-06-12 | 独りごと

今日も気圧が低い
雲は重たく 空を覆って
わたしの心を 押し下げる


年々
扱い辛くなる身体と
連なっていく独りの時間


向き合った鏡の中
巻かれたロングヘアだけが
女性らしく ふんわりと
漂っていて

なんだか
切なくなる



いつか

2012-03-08 | 独りごと


いつの間にか
身体は大きくなって
いつの間にか
何かが窮屈になってた


洋服を買い換えるように
生き方を
変えていくんだろうか


いつか
その夢が
目標が
窮屈に思えてくるんだろうか

そして 脱皮して
大きくなって いくんだろうか