on the rise

日本初のプロバスケリーグ
「bjリーグ」と日本のバスケを
それとなく応援するブログ。

なにやら不自然な感じ。

2006-03-09 22:03:55 | Weblog
講談社から出ているFRAUという雑誌がある。
女性誌で、20代後半向けだったと記憶しています。うろ覚えだけど。
その誌上で、ホイチョイ・プロダクションが
「東京コンシェルジュ」と題し、東京のエンターテインメントを
いろいろと紹介しているんだそうです。

ホイチョイといえば、バブル期のブーム仕掛け人の印象。
そんな集団がバスケを紹介している。
(今回転載には慎重です。)
ただ、流れが不自然。
バックナンバーを見ると、
「冬の魚・アンコウ」「東京のドイツ料理」「女性専用スパ施設」ときて、
「日本のバスケットボール事情」?
・・・浮いてる!ラピュタかよ!
で、内容を見てみると・・・
「東京で見るならbjよりスーパーリーグ!
2006年はサッカーよりバスケが熱い!」
・・・不自然だ・・・なんだこの違和感は?
まず、普通なら1列目と2列目が逆ではないか?
サッカーより、も特に要らない。
そして、bjの名をこの形で、負の比較対照として出す必要ないのでは?
「2006年はバスケが熱い!東京でスーパーリーグを見よう!」
・・・でいいのでは?
目を引くわけでも奇をてらうわけでもない妙な見出し・・・
そして続く文はこれまた・・・
「スーパーリーグのプロ化を待ちきれず、協会を脱退し独自のプロリーグを
立ち上げたbjリーグ。メディアでの盛り上げも手伝って、
お客さんはスーパーリーグ以上に入っているようですが・・・」
・・・えええええええぇぇぇぇぇ!?
まずスーパーリーグの紹介じゃないの?
それがメインじゃないの?

で、その下に世界選手権の説明。
そしてスリーグ、JBLの説明。
bj発足にいたる経緯・・・なんだけど、
スリーグがうまくプロ化け出来なかったのが、
親会社だけのせいになっています。
ええええええぇぇぇぇぇ!?

そしてその後は・・・
bjを貶めてスリーグを持ち上げるオンパレード。
正直、言っていることの全てが間違っているわけではないし、
「見方によってはそうかもね」的な部分もたくさんあります。
特に「東京」ってのが・・・
がんばってくれアパッチ!

しかし、こんなひどい提灯記事ははじめて見た・・・
この記事は、どうひいき目に見ても趣旨がおかしい。
主な内容はスリーグの紹介でも世界選手権のPRでもなく、
bjに対するネガティブキャンペーン。

bjを貶める形で間接的にしかスリーグをほめてないので、
スリーグ的にもおいしくなさそう。
一番おいしいのは、おまけで紹介されたレジェンドかも。

ホイチョイというバスケを知らないであろう集団が作っている割に、
妙な偏向がかかっている内容。
レッドファルコンズの話もさらっと触れているだけ。
(しかもbj対協会の政争の結果、みたいにも読みとれる書き方)
それより何より、バスケに興味のない人が読んでも、
こんなんじゃスリーグ観戦なんか行かないよ!
スリーグの魅力がほとんど伝わらない内容。

協会が金を積んで(だとしたらこの金は、日本のバスケ関係者が
払っている、無意味な「税金」です)書かせているとしか思えない、
むちゃくちゃな内容です。
協会が金を積んだのでなければ、ホイチョイも地に堕ちたな、と。