2007-9-15
都会地においては特に小規模な印刷会社がなりわいの典型だと考えられます
都会地にある中堅以上の印刷会社は、WEBの部門やデザイン部門を強化して頑張っておられます。
しかし、なりわい(生業)ベースの小規模印刷会社では、ここ2~3年、急速に経営上での存立基盤を喪失しつつあります。
全国に10,000社以上ある印刷会社の、その多くが今後存続できるかの岐路にたちかけているのではないかと、とても心配しています。
形のないもの(無形)から、写真やテキストや図版やロゴなどを、統合して情報を印刷物という有形化して、さらにデザイン化をみごとに融合化してくれる。
ある面で、もの作りの原点からの仕事でもあり、稲作などの農業技術とそっくりなところもあります。
わたしも出版社ともども何十年も業務支援としてシステム構築をお手伝いをしてきましたが、経営者が、田んぼや里山などでお会いする農家の方々と、とても考え方が似ていて、違和感がありません。
考えてみたら、かっての農家の次三男が、田わけが出来なくて都会地に出て、徒弟制度で教育されて、運の良かった方々が社長になった。
でも、これからは小さな印刷屋さんも、このままだと、IT化によるメディア変換と、業務内容の変化についていけず、さらに納期がゼロのビジネスには‥‥
現在ではほとんど見ることができなくなった、かっての今の鍛冶屋や製材所のごとく、農村地域では、町村ごとに存続してきた古典的ななりわいでしたが、
”とんてんかん、とんてんかん”が消えて、どのくらい日時がたちますか。
それは
1 納期の短縮化 納期ゼロの時代
インターネットで代表されるように、情報処理の時間軸が即時処理(リアルタイム)になってしまっています。
これでは、名刺一つ複数日を要する印刷会社がビジネスとして対抗する余地がほとんどありません
2 個人情報の管理の問題、そして開示前の情報(インサイダー)を印刷を行うために事前に公開することの是非が問われている
結果、発注者側は、自己管理で自分たちで印刷情報まで業務としてやりなさいと言うことになって、企業や行政側で内製化が一気に進みだしている。
逆に、NPOや任意団体では版下をWord等で作成し、役場で印刷を引き受けてもらうという形態が普及しています。
3 紙媒体への印刷技術が、いろいろな出力媒体の一つにすぎないことに。
発注元の業務ノウハウが掌握して、かつ理解し、業務提案ができていないと、仕事に携われない。
同時に、ペーパレスからレスペーパへの動きも顕著になってきています。特に、地球温暖化の影響で、紙媒体出力は、森林破壊につながるとの意見もあって
2 すでに今までの印刷屋さんには理解できない仕事にかわってしまった事
最終結果が良ければ、途中の経過は任されていたと考えられます。それらが一気に途中経過を重視する方法が流れとなっています。一つの仕事に多数の企業が参加する方法は、情報の開示と役割分担が求められ、自分勝手な考え方では成立しません。従来の印刷企業では一切任せられて仕事をしてきた経過があります。
(町内での和菓子屋さんと同じく、共同作業に慣れていない)
3 情報処理の流れの中で、リアルタイム出力を要望されると、自動組版化という流れが出ます。これにはきわめて厳密な情報管理技術が要求されるために、会計的手法が主流となります。
どんぶり勘定的なビジネスで、とくに工業簿記的な動き方に成熟していないと理解できない部分がどんどん広がってしまいます
4 数年で、アナログカメラ → デジタルカメラがたどったプロセスをなぞる結果になり兼ねないと気遇しています。
印刷でも、製造技術の革新がすすんでいます。その投資に耐えられる資本力と、特に後継者がいて、がんばれる会社以外は、とても先が見えない状況だと感じています
5 さらに、発注者側が、印刷屋の仕事を特殊な仕事と決めつけている時代になってしまっています。それは、情報の加工方法が根本的に変わってしまったという体系の変革が背景にあります
都会地においては特に小規模な印刷会社がなりわいの典型だと考えられます
都会地にある中堅以上の印刷会社は、WEBの部門やデザイン部門を強化して頑張っておられます。
しかし、なりわい(生業)ベースの小規模印刷会社では、ここ2~3年、急速に経営上での存立基盤を喪失しつつあります。
全国に10,000社以上ある印刷会社の、その多くが今後存続できるかの岐路にたちかけているのではないかと、とても心配しています。
形のないもの(無形)から、写真やテキストや図版やロゴなどを、統合して情報を印刷物という有形化して、さらにデザイン化をみごとに融合化してくれる。
ある面で、もの作りの原点からの仕事でもあり、稲作などの農業技術とそっくりなところもあります。
わたしも出版社ともども何十年も業務支援としてシステム構築をお手伝いをしてきましたが、経営者が、田んぼや里山などでお会いする農家の方々と、とても考え方が似ていて、違和感がありません。
考えてみたら、かっての農家の次三男が、田わけが出来なくて都会地に出て、徒弟制度で教育されて、運の良かった方々が社長になった。
でも、これからは小さな印刷屋さんも、このままだと、IT化によるメディア変換と、業務内容の変化についていけず、さらに納期がゼロのビジネスには‥‥
現在ではほとんど見ることができなくなった、かっての今の鍛冶屋や製材所のごとく、農村地域では、町村ごとに存続してきた古典的ななりわいでしたが、
”とんてんかん、とんてんかん”が消えて、どのくらい日時がたちますか。
それは
1 納期の短縮化 納期ゼロの時代
インターネットで代表されるように、情報処理の時間軸が即時処理(リアルタイム)になってしまっています。
これでは、名刺一つ複数日を要する印刷会社がビジネスとして対抗する余地がほとんどありません
2 個人情報の管理の問題、そして開示前の情報(インサイダー)を印刷を行うために事前に公開することの是非が問われている
結果、発注者側は、自己管理で自分たちで印刷情報まで業務としてやりなさいと言うことになって、企業や行政側で内製化が一気に進みだしている。
逆に、NPOや任意団体では版下をWord等で作成し、役場で印刷を引き受けてもらうという形態が普及しています。
3 紙媒体への印刷技術が、いろいろな出力媒体の一つにすぎないことに。
発注元の業務ノウハウが掌握して、かつ理解し、業務提案ができていないと、仕事に携われない。
同時に、ペーパレスからレスペーパへの動きも顕著になってきています。特に、地球温暖化の影響で、紙媒体出力は、森林破壊につながるとの意見もあって
2 すでに今までの印刷屋さんには理解できない仕事にかわってしまった事
最終結果が良ければ、途中の経過は任されていたと考えられます。それらが一気に途中経過を重視する方法が流れとなっています。一つの仕事に多数の企業が参加する方法は、情報の開示と役割分担が求められ、自分勝手な考え方では成立しません。従来の印刷企業では一切任せられて仕事をしてきた経過があります。
(町内での和菓子屋さんと同じく、共同作業に慣れていない)
3 情報処理の流れの中で、リアルタイム出力を要望されると、自動組版化という流れが出ます。これにはきわめて厳密な情報管理技術が要求されるために、会計的手法が主流となります。
どんぶり勘定的なビジネスで、とくに工業簿記的な動き方に成熟していないと理解できない部分がどんどん広がってしまいます
4 数年で、アナログカメラ → デジタルカメラがたどったプロセスをなぞる結果になり兼ねないと気遇しています。
印刷でも、製造技術の革新がすすんでいます。その投資に耐えられる資本力と、特に後継者がいて、がんばれる会社以外は、とても先が見えない状況だと感じています
5 さらに、発注者側が、印刷屋の仕事を特殊な仕事と決めつけている時代になってしまっています。それは、情報の加工方法が根本的に変わってしまったという体系の変革が背景にあります
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