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日本のコウジカビの凄いはなし。NH特集で

2014-03-06 14:58:24 | 地域創生-人口減を喰いとめる総合論
2013年12月16日

昨晩のNHKスペシャルは、凄い話であった。
 まず、東大農学部の北本教授の論文で明らかになったこと。それはコウジカビのこと。
世界になく日本だけに生息するカビであること。というより牛や馬のごとく家畜化された
カビとのこと。アスペルギルス・オリゼ(A. oryzae)は原種あ、A.フラブスを無毒化し、
かつ多核化された種とのこと。京都には1,000年以上、このコウジカビとのつながりがあり、
お酒やだし、醤油、味噌など全国に4,000件の得意先を持つ「種麹屋」までもがあって、
しっかりと何百年も続く原株を管理している話し。市場のコウジカビが弱ってくると
原株から1株程度を足すとたちまち回復するという話も。話はとても納得できると同時に、
コメコウジこそが日本の農業がこれから世界へ飛躍するときのsourceになるだろうと
改めて感じた。

 和食の原点にコメ麹などのカビや微生物の発酵によるウマミやコクの存在があることが
世界に知れわたることこそ大事。日本の農業がこれからの日本を支える最も最先端産業に
育て行くであろうことを改めて確信した。


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