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文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

現在、印刷機器の世界のトップメーカは、 (株)リコーなのです。

2008-03-09 22:26:22 | 組版プロの思考からXMLを考える
2008-3-8
 世界最大の印刷機器のメーカは日本のメーカである(株)リコーです。印刷機械メーカがトップであった時代はすでに終わっているようです。
 何をもって印刷機器と評価するかの尺度が必要でしょうが、自分なりに考える基準です
ひとつには数年前、IBMから印刷関連機器部門を一括買収して、現在に至っています。

 当社内で自分で、実務としてリコー製のカラーコピー機器「イマジオ」等をオンデマンド的に使って3年目に入りましたが、その印刷能力のトータルな威力のすごさに驚嘆する毎日です。

 IT技術を背景として、自立して運用する環境が一括して整備されていますので運用できるスキルある方々にはとても便利をしています

 大手の出版社では、adobe社のIndesignでできる組版能力や書体やフオントの範囲で、機能を絞り込んでもよいと言い出しています。

 企業内では、従前からWordやexcel、パワーポイント等で作成されたフアイルからの出力機能と、Windows上のフオントや文字種類に関して、実務上対応できればそれでよいという感覚が広がっています。ほとんどの必要書類はいつでも出力できる体制が確実に構築されてしまっています
 
 とても精密な機器となっていますので、従来の印刷用紙でも塗工紙(コートやアート紙系統)は、機械を痛めるので、最近はかなりきつく、実質禁止されています。

 印刷との使い分けもはっきりとしてきて、小部数を印刷するにはオンデマンド的に適時更新しながら印刷することで最適。
 大部数には、最終的にか確定した内容で広報活動や大部数での出版等では従来方式での印刷との使い分けがされています。
 
 データベースの概念、xml対応技術などが、知らないうちに取り込まれてもいます

いまだおもちゃの段階、ブログからの出版がこれから急拡大する

2008-03-09 22:13:29 | 組版プロの思考からXMLを考える
2008-3-8
 自費出版を行ってきた出版社の整理や倒産が相次いでいます。
いろいろな理由がありますが、著作者がIT技術を使いこなせない世代が、WEBや出版業界の厳しい現実を原体験できていないままに、話に乗せられた方々が多いと感じています。
 結果としては、出版産業自体がとても厳しくなってきていることと無関係ではもちろんありません。
 多くの印刷会社が、連鎖して倒産に追い込まれたりで、中小出版社の仕事自体を引き受けられなくなってきている事情も背景に透けて見えます。

 出版社側が、出版業務で資金回収までの長い時間を、その信用創造を印刷会社に依存してきた戦前からの商習慣が、維持できなく買ってきている証しもあります。

 でもブログを介しての自費出版はこれからとても有望な分野になると考えられます。
すでに複数社でサービスが始まっております
 私自身もいくつか手がけてみて、その将来性と有望性には瞠目します。

 それはまさに、アナログから一気にデジタル化したときの写真メーカのおかれた立場を印刷や出版産業に擬してみて、考えこんでしまいます。

 ブログでの自費出版は、版下制作完了までは、全く発注者(依頼者)側の仕事であって、契約書に署名捺印して、このまま作業を進めてくださいとの具体的な注文行為があって
初めて作業に。そのひとつは徹底した小部数印刷であることです。
 宅配業者と連携しての代引きか、事前にカード決済でなされるので、資金の回転率が決定的に違います

 従来の大量受注から、逆に1部から60部までで打ち切るような
全く逆な動き方を始めています。

 それは理由があって、製本部分が一気に手作業に戻ってしまうことに大きな原因があります。
 従来からの製本方法では、立ち上がりのヤレの発生は避けられません。それは折から、糊とじ、断歳までついて回ります。

 この部分での開発をメーカに要請中です。
製本が最大のネックとなってしまったことがよくわかってきました。
だから、一人の職人さんが手掛けられる限界が、1回60部だということだと思います
 





「ラムサールCOPlOのための日本NGOネットワーク」ラムネットが設立誕生 

2008-03-09 22:00:38 | Ramnet-J.日本の湿地保全に統合的対応
 2008-3-8
 昨日、千葉県市川市市民会館の一室で、ほぼ50人ほどが全国から集まり、
日本と韓国のNPOや市民が一緒になって、この10月に韓国で開催される「ラムサールCOP10」のための準備を重ねていくことを目的として設立を行いました。
 共同代表として3名の方。幹事としては全国から集まってこられた「ラムサール条約湿地を増やす市民の会」などのメンバーが中心となりました。 韓国からも2人の方がオブザーバとして参加されました。080308発足し、COP10終了の6ケ月後解散(または形を変えての継続)という期間限定した組織としています。趣旨書は以下

「ラムサールCOPlOのための日本NGOネットワーク」
    Japan NGO Network for RamSar COPlO
設立趣意書
2008年3月8日
 日本や韓国および東アジアの国々は,かつては湿地を賢明な方法で利用していた.湿原には水田がつくられ持続的な農業が営まれ,河川や湖沼は内水面漁業や舟運に利用され,遊水池,貯水池として治水,利水の役割も担っていた.干潟や藻場,浅海域,サンゴ礁では持続的な沿岸漁業が営まれ,豊かな漁獲があり多くの海産物が得られた.これらの湿地には,栽培植物や漁獲対象種ばかりでなく,様々な生物が数多く生育,生息し,湿地の生物多様性を保持してきた. しかし,国家政策として,第一次産業よりも製造業や重化学工業による経済発展が重視されるようになると,湿原や干潟は埋め立てられ,工場用地や住宅地などに姿を変えていった.減反政策で水田面積が減少し,一方では,農薬が多用され生物相は貧弱になった.各地で湿地を守る市民運動がくり広げられたが,多くの重要な湿地が失われている.1993年のCOP5(釧路市)は,東アジアにおける最初のラムサール条約会議であり,湿地保全の意義が社会的に認められるよい機会になった.その後,国の湿地保護政策もようやく前進し始めたが,まだ不十分である. 2008年10月には,韓国の昌原(チャンウォン)市でCOPlOが開催され,直前には,プレNGO会議が予定されている.2005年のCOP9以降,日本と韓国のいくつかの湿地NGOは,COPlOにおける民間の活動を成功させ,ラムサール条約の実行と湿地保全に貢献することを目的に会合を重ねてきた. このような経緯にもとづいて,私たちは,COPlOに向けて「ラムサールCOPlOのための日本NGOネットワーク」(仮称)を設立した.このネットワークは,日本各地で,湿原,河川,湖沼,水田,干潟,浅海域,サンゴ礁,マングローブ林などの湿地を保全し,賢明な利用を行うことを目指している環境NGOや個人から成り立っている.ネットワークの活動テーマは,湿地政策の検証,賢明な利用,水田決議,CEPA(普及教育),プレNGO会議などであり,湿地保護のためにラムサール条約を有効に活用することを目的にしている.COPlOでは「ラムサールCOPlOのための韓国NGOネットワーク」と協力して世界のNGO会議を開催し,ブース展示やサイド・イベントなども企画する予定である. また,このネットワークは,2010年に名古屋市で開催される生物多様性条約締約国会議
(CBD・COPlO)に成果が継承されることを視野に入れて活動したいと考えている.

印刷産業の不振、それはIT技術とのギャップ(6)

2008-03-09 21:53:47 | 組版プロの思考からXMLを考える
2008/3/8
 Windows環境とMAC環境との差異が、ここまで拡大するとは驚きです。
一般産業や官公庁・大学等でのWindowsが主体のIT環境と、MACをハードとして主体にAdobeのソフトで運用される印刷製版業界とは、いくつかの局面から決定的といってよいほど大きな断崖絶壁ができてしまいました。
 いままでお互いに自分のほうがデファクトだと言いかねないところがありましたが、はっきりと決着がついてきたと考えています。
 これは、印刷産業でのビジネスモデルの全域にまたがる課題であります。

 印刷産業は、かって活版印刷(金属)でも、オフセット印刷(写真製版技術)の時代でも、主体とするメディア(媒体)や原材料制作提供者までは、すべて印刷業界及び関連業界でワンセットで囲い込みが出来ていました。

 同時に、教育も人材育成も基礎技術構築も、製造機械も、マーケッテイング対応能力も含めて一切合財も、オールインワンで固めてきています。

 今回のデジタル化でもその影が色濃く、業界あげてあらゆる面での差別化をまっしぐらに追求したきらいがあります。
 別の目でいえば米国のパソコンメーカのMAC社と、フオントメーカであったadobe社を巻き込んで、差別化戦略を行ってきたともいえます。
 それに対して一般会社や官公庁もWindowsやLinuxで対応してきており、現在それらが圧倒的なシェアを介して、パブリック(公共財)としてのパソコン環境を構築してきています。
 でも現在、ここにいたってMACの全世界的な、そして公共財としての大事な社会的なシェア確保はほとんどありません。
 しかも、MACは究極のパーソナルツールですので、今のIT時代に単独での相対だけではとても、全世界に適応できないということのは必然です。

 困ったことに印刷産業も戦後の2代目や3代目の若手が中心になって、会社全体をMACベースで組み替えた会社がとても多くことです。
 がために、いまになって、IT産業化している一般企業などとの基本的なデジタルでのコミノケーションやネットワークすら、お互いに理解でき得ない状況に。またそのような大事な相談を、理解できずに蹴っ飛ばしてしまうような社員ばかりが育ってきてしまったこととなっています。

 OA(オフィス オートメーション)とは
 WindowsのOSは、小数点2ケタでのまるめ計算 事務用
 倍精度16桁の数値計算を間違いなくできる技術データ環境をクリア
 そしてドキュメント管理の3つを同時に環境としてクレイアできています。  
 さらにらネットワーク、WEB環境が加わりました

 MACのOSは、基本的にお絵かきソフトと呼ばれるように、そのあたりのOA化のための「3種の神器的」な基本OS部分が、肝心の統合OAとしての機能が期待できません。(ようやっと最近Windows環境互換に)。結果としてMACで育った方々は、とても特殊な世界にどっぷりとはいってしまった結果となって言います

「第5回里山シンポジューム」第3分科会 小山町観音地での植樹祭

2008-03-09 21:44:36 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2008/-3-8
 小山町での植樹祭開催には、「第5回里山シンポジューム」第3分科会の開催という意味もありました。 これは、第5回里山シンポジュームの一環として、大いに意義のある分科会として参加されております。
  里山シンポジューム実行委員会とは、もともとは、千葉県での里山条例の制定にスタートがあります。
 現千葉県の堂本知事が千葉県の貴重な里山を保全するうえで、市民やNPO、任意団体の里山への手入れに参画しようとしても、千葉県の里山の実に89%は、私有地であり(農家がほとんど)、その立ち入りまでもが地主との交渉に難渋することが多いとの意見が多く出ていました。
 市民やNPOが手入れに参入をする上で、市民側と地権者の方々との橋渡しをしようという趣旨で始められたのが里山条例の骨子です。
 その趣旨に賛成し、制定を機会に、千葉県の方々への啓発を目的として、市民やNPOが立ち上げたのが、「里山シンポジューム実行委員会」です。
 本年度は、発足から早や5年目を迎え、全大会も5回目です。
 本年度は22もの分科会が開催されております。この「小山町観音地での植樹祭」は3番目の分科会と位置付けされていました。千葉市をも主催者としてご参加をいただき、
 この植樹祭には、千葉県のみどり推進課からの苗木提供や、植樹のために専門家も派遣され、それを含めても手際の良さはとても素晴らしいものでした。

 今回、会場には140人に及ぶ参加者が集い、中でも子供ずれの家族がたくさん参加し、
家族単位での植樹の中で、名前を書いた札を植えた木にかけて「わたしの木」としている方もたくさん。これから50年以上にも及ぶかもしれない、農家の人々と住宅地の方々との長いお使いが始まった瞬間でもあります 

 今回はまた、前準備を含めて40名にも及ぶ近在の農家の方々の参加も得られ、とても華やかな、素晴らしい天候の中、植樹も「分科会」も無事に終わりました。  

 写真は全員集合写真です(これでも一部)

千葉市小山町観音地で植樹祭と自然観察会が開催 

2008-03-09 21:43:33 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る
2008/3/8
 千葉県中心部にあります、千葉市緑区あすみが丘という広大な大規模開発の住宅地の、まさに真ん前にある、源流部があろうことか、土地の所有者が、残土産廃業者にやらせて、まず貴重な山砂を、大きな穴凹状に削り取って売ってしまい、無残な状態になってしまいました。
 その上に、その源流部の山砂をとりつくした跡地を、今度は別の中堅産廃業者に貸して残土産廃を捨てさせようとしたことから、地域全体にとって大きな危機に直面をしてしまいました。
 まさに、砂地の山ですから、残土や産廃からの汚濁物は、そのまま悪水として下流域を
大きく汚し、さらに住宅地としての景観を含む価値を大きく損ねることが起こることは避けられませんでした。
 それに待ったをかけて、たまたま税金の不払いで入札にかけられた、その場所を地域の干葉市板倉大権土地改良区の皆様が、入札に参加して競り落とすという。とても今までは考えられない様なすごいことを実行してくれました。
 日本で初めて、土地改良区が産廃の現場を買い取ったということ、とても驚くべきことです。 とてもすごい先鞭をつけていただいたことになります
 これによって、先陣をつけていただきましたことで、こういう考えかたもあるのだとわかって、千葉県内だけでも大きく産廃等への取り組みだけでなく、土地改良区への取り組み方が、少し雰囲気が変わってきています。

 それから2年、いろ色とあったと聞きましたが、引き続きこの個所を「植樹」して森林に戻すということも、なかなかできることではありません。でも、それが地域の方々の、これだけのお力で可能になりました
 今後とも、この植樹祭に参加された私たち大人も子供たちも、木々の成長とともに年を重ねることになります。
 
 土地が砂地であり、これから植樹した1本1本の手入れが大変だと農家の方々。でもそこには新たな希望に満ちた仕事を見いだせたという晴れ晴れとした顔が並んでいます。
 いずれにせよ、ここ観音地での森林再生は始まったばかりであり、50年、100年の時間的な経過を必要としています。
 ここまで準備をすすめ、いずれも初めての経験ばかりであり、素晴らしい方々がお互いの間で見出されたことは何よりに財産です。
 心から頑張っていただきたいと、子供たちの将来のために、切にお願いをいたします

 ここで何がこれから生みだされていくかを楽しみにしながら、それが日本の再生、個人の自立ともあいまって、一緒になって守り育てながら、森の復活と、地域の復活と、人の新たな生き方の発見が3重に重なって発展されていくことを念じております。
 主催者:干葉市板倉大権土地改良区
 共催:緑の環・協議会 理事長 奥山淳氏

 写真は植樹に参加した地域の方々。子供たちにとてもすごい経験に 

 



イストとBBがもったいない。 若者向け最善の新製品を実質廃止に

2008-03-09 21:30:26 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2008-3-9
 トヨタの自動車づくりには今まで一貫したポリシーがありましたし、今後も基本は変わらないはずです。
 顧客を大事にし、末永くマンツーマンでのサービスを欠かさず、自動車自体はマネタと呼ばれるくらい、たとえば日産やマツダの成功した車種を徹底して気に解剖、解析し「一ランク良くする」方法で故障のない、安定品質の製品作りに徹してきているはずです。
 若者用に、新たな市場開発とされる先代のBBやイストも初代の出来は上々であったと理解しています。
 日本の若者のキャッチに成功したBBを米国のマーケット上で「サイオン」として展開できたのも、日本のマーケットでの成功の裏付けがあってのこととも思われます。
 しかし、今回は日本や米国でいずれもとても売れている機種を廃止して、米国の若者の志向に迎合して作ったのがNEW-BBであり、その派生車がNEW-イストであり、カローラ系のルミオン3兄弟車でしょうか。

 何が問題か、トヨタが世界一を目指した、その瞬間から、この若者志向型のマーケットでは、従来からの地道で誠実で、サービス満点なトヨタから、競争に勝つことだけが丸見えの、競争原理にはまった企業と見られても仕方がない部分を、会社内に抱えこんだ、変身したとも考えられませんか
 サイオン系の車の大量販売を意図したところから、間違いが。
 米国ニードの車で日本で売れた試しがあったっけ?

 トヨタには改めて、日本の自動車メーカとしての節度をもって、今まで通りの率直なサービスと、下取り値段の高い真面目な車作りの復帰して欲しいと考えます。 
 
 ハイブリット技術にしても、「プリウス」というブランドを除くと、高額製品にばかりハイブリットを売り込んで、CO2とか地球温暖化とかいうことではなく、単にライバルに燃費が良いということで競り勝つことにしか使われない高価な装置として、考えられてきているとしか思えない展開ではないでしょうか。
 結果として、欧米を含めた究極な次世代自動車の開発を混乱させてしまっているだけとの意見さえも言い出されています。
 これからの本命とされるリチウムイオン系の蓄電池の開発には遅れをとりつつありとも見られています。その開発モンロー主義にも疑問だという声も