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文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

EM菌を使用した土壌改良材の製造

2005-03-24 23:03:48 | 冬期湛水不耕起栽培の現状とこれからの課題
 本日は、朝一番のスーパ日立で福島県浪江町に、㈱双葉グリーン土木代表取締役室原泰二氏を訪問してきました。氏とは大学時代からのナガーい友人です。ここ2年、日本の技能オリンピック、造園部門で、氏の会社の若手2人が連続金(1)、金(1)銀(1)を獲得し、昨年夏にはスイスで開催された世界技能オリンピックで、造園部門で7位入賞。技能を若手に教え込む技術ではピカ一。すごい人です。
 氏の会社では、いま有名なEM菌を使って、独自に産廃処理工場を造って下水汚泥や木くず、家畜糞尿等をEM菌で発酵させ、クロぼっくり土に混ぜた、のり面加工用の有機の土を、生成する技術を開発・製造を始め、いままで外部から購入していたのを内製化しました。工場自体が、日本一美しい産廃処理場を目指して、かつ、その工場地の造成から工場建設、木くずの破砕機など、機器の設計から購入まで、殆どを自力で達成し、10年の執念のこもった工場です。産廃のための大変面倒な全ての手続き等も、自分で。EM菌を使った土壌改良材と言うことで特許を申請、取得しました。
 その努力、頭が下がります。すでに軌道に乗り、予定通りの成果を得ていますが、次のステップとして、その土壌改良材を原料とした、園芸用の素材等、これからの多様な製品開発の打ち合わせ、そして、特許技術をベースに、この製造技術を全国にプラントとして広げたいという意向を
どのように現実化していくかという検討。
 そして、WEB環境の整備を進めていくための打ち合わせが目的でした。