昨日、4回目の会議。次回は5月21日に、殆ど大枠が決まってきた、と言うか。会議の委員長の、見事なまでの指揮振りで、そこに押し込められたというか。参加委員の多くが、委員長とタッグを組んで、キャッチボールが始まって、皆様、色々な会議で、顔見知りばかりみたいです。
まさに、委員長の一人舞台で、はじめから終わりまで、独演会。
次回までに各組織や個人が、どのような役割を担うかに関して、レポートと参加する事業へのポジション決めを出さなければならない状況に。
環境省より、この事業自体が、自然再生事業のモデルのひとつになった模様で、参加各団体や、個人等へのアンケート提示の要求もありました。
茨城県側から提示された、まったく白紙のままの状況資料を拾って、県側には手取り足取り指導し。専門家の発言(ランダム)を拾って、目的の方向へ話しを進める話術。まさに……。
霞ヶ浦全域での課題追求のための会議であると認識していた内容が、特に水位の管理が最も重要な課題であり、また採砂事業、霞ヶ浦の浚渫が最も大事なことのじこうのはずが、……ここは別の会議で、そこも別の会議で、というようにばらばらに分解しながら、結果として、環境センター前面での小規模な自然再生事業へと誘導されてしまう。アサザ基金のメンバーも今回は発言なし。
それはそれで、参加委員の方々も関心が高いので、その話しに乗るし、聞くところでは、委員長は、霞ヶ浦に関する各種委員会の委員長を殆ど総なめで引き受けているそうです。
この会議の流れをみていると、国土交通省や県側の信任が如何に如何に、熱いかが、ひしひしと伝わってきます。霞ヶ浦再生への在り方検討では、この仕組みが、かつ行政との協働を考えた時の最大の問題点の論点が、ここでしょう。
ちなみに、環境省からは、初回に自然計画課の課長が参加した以降、だれも出席がありません。コメントもありません。
また、本来、地域再生と言うことで市町村レベルでの話しであるべきところが、国が主役で、県は話しを聞くだけ、本来主役の市町村からは誰も、土浦市も欠席。この自然再生事業は、典型的な行政指導型の公共事業を推進するための、手段化し、モデル化しかねない危険性を強く感じました。