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文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

初日の神田祭りを、山車を追っかけました

2007-05-18 16:49:04 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2007-5-13
 妻と息子の3人で、都内の3大祭りの一つ「神田祭り」を、中央区の両国の橋の近くをスタートとして、水天宮から三越前→神田駅までを、一緒に歩いて”追いかけ”て見学して参りました。
 浅草橋の近くで昼の休憩中から始まって、水天宮を経て三越前までは、とてものどかで、三々五々の感じで、山車や本物の馬群と侍達を引き連れて、引き回されていましたが、三越前で突然、とんでもない数の参観者が出現し、大規模なイベントに変わってしまいました。
 日本橋の三越や高島屋などのデパート等への買い物客が、一斉に駆けつけた結果
でしょうか。
 それまでは、町内を巡る中で三々五々と行列に加わる形で、どんどん大きな流れとなり、特に今年からのイベントとして、大ナマズを上から押さえ込んでいる要石新たな山車として登場。それを子ども達が引いて歩いているのがお祭りらしくて好評に。さらに鬼退治された巨大な鬼の首も山車に加わって盛り上がっていました。
 いずれも三越前で子ども達が交代する式を行ったことで、余計に時間が経過して、それが新たな観客を呼び込んでと言う流れでした
「神田祭」も、今年からはいろりろな趣向を加えていって、盛りあげていこうという考えのようです。
 中央区や千代田区の町単位を、山車を中心に町会単位で引き回して歩くという本来の趣旨に加えて、エンターテイメントとして、地域振興に役立てようと言う趣旨と理解しました。
 かってからの、多様な問屋街単位が「神田明神」の氏子達が中心であった今までのあり方から、東京都全体へ、お祭りをアピールする姿勢と理解しました。
 たしかに、町内会単位では商店や問屋街には人の姿もまばらで元気が出ません。
氏子も少なくなっているのでしょうか。でも翌日は各町内会単位で担がれる御神輿が「神田明神」に最後に集合するところはとても凄いと聞いています。それは、次回来年に見学に行くつもりです。 結構、歩かされました。
 最後は、JR神田駅の真下にある「肉の万世神田店」で鉄板焼きを食して、帰宅しました。この店はほぼ30年振りです。良く万世橋の本店に行きますが、ここの鉄板焼きは、とても美味しいのですが危険です。火傷するくらいアブラが飛び散ります。本店では味わえなくなった「アブラ飛び散る鉄板焼き」を久しぶりに賞味できて満足です。

 

九段下牛ヶ淵の水辺は最良の環境を維持しています

2007-05-18 16:10:11 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2007-5-17
 東京都千代田区皇居外堀の一角、九段下の「牛ヶ淵」の濠を見てきました。
とても水質が良く、沈水、浮揚水草共に豊富ですばらしい環境を、今年も維持出来ているようです。
 この濠では個々数年、3番のカイツブリが繁殖をしています。今回は2番が確認出来ましたので、多分3番とも繁殖中のようです。別にオオバンも営巣している筈ですが確認は出来ませんでした。
 カイツブリの甲高い鳴き声をしっかりと聞けて、とても幸せな気分になりました。なお、いつも冬期の観察場所としてい他千代田区役所庁舎が立て直すのか、解体準備中でした。
 また、この牛ヶ淵の下流域にあたる清水濠は、水面が一面灰色で染まり、とても水質の悪化が進んで、どうしょうもないという感じを受けています

公共施設の無骨なフエンスを、真っ赤なバラが覆って

2007-05-08 18:24:26 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2007-5-8
 文京区本駒込を貫く、幹線道路の際に、電力会社の施設があります。真四角でコンクリートの四角い建物で、見るからに違和感を感じた箇所はあります。
 ところが今回歩いて通り過ぎようとして、ハットしました。
真っ赤な大きなバラの垣根となっているではありませんか。
 ご近所の方々が数年をかけて、フエンスの廻りに植え込んで、手入れをなさっていられるとのことでした。
 動坂下のバラの花壇といい、とてもこの町の奥ゆかしさというか、歴史の積み重ねと言うか、人情というか。 近くには谷中の商店街や白山上。とても江戸の時代から変わらない柔らかな、生活の場所となっているなと、最近とみに感じる事が多くなりました
 でも、生き物の生活振りから見ると、マンション等の激増をはじめとして
注意をしなければならない事態です。
 今年はまだ一度もモンシロチョウ、スジグロシロチョウを見ていません。
この4月はじめ、白い活発なシロチョウを結構町中で目撃しましたが、すべて”ツマキチョウ”でした。前年の秋には、普通にいたキタテハ、アカタテハを一度も
変わりに大量の、まさに至る所でツマグロヒョウモンを観察してしまいました。
 1ヶ所で5羽単位での目撃でした。

本駒込動坂下交差点角のバラで飾られた花壇

2007-05-08 18:06:40 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2007-5-8
 文京区本駒込4丁目では、大きな道路の街路樹等の並びに、市民がそれぞれの持ち場を管理する花壇がとてもたくさんできています。仕事で地下鉄やJRの駅に歩いて行く時にとても楽しみを与えてくれるとと同時に、とても素晴らしい街の景観を
司ってくれます。
 その中でも、この花壇はとてもすばらしく、ご紹介する次第です。
複数の見事なバラが花開いています。管理されているのはこの角の前で、産地から直接持ち込まれた野菜や果実を主体に扱って、おいしい野菜と果物を分けてもらえる素敵な夫婦です。実家が農家ということです。
 いろいろとはなしを聞かせてもらいましたが、ちょうど咲き誇っている薔薇の花を折って持ち帰ってくれともいわれました。それはできませんが、いろいろな方々が薔薇の花々を立ち止まって眺めている姿は、とても素敵です。
 私もこの地に住んで40年になります。ますます、この動坂下が好きになってきています。  

東京・新宿御苑で「みどりフェスタ&国立公園フェア」に参加

2007-04-28 16:18:28 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2007-4-28
 土曜日で連休開始の初日。家族3人で久しぶりに新宿御苑へ。NPO法人自然体験活動推進協議会の関係で観察会に参加したもの。三々五々家族連れで和気藹々とした感じの中で、ネイチャーガイドのボランティアの方に案内されて、改めて「新宿御苑」を見つめ直した。
 とても年齢のいった古木が多く、しかも何らの剪定も受けないままで、精一杯力を発揮して大きくなった巨木がたくさん。
 枝を台風等で痛められれば、折れた枝の付け根から空洞化が始まるのでしょうが、ここの巨木は殆どその影響を受けることがなかったごとくです。すばらしい。
 まだまだ八重桜が咲き誇っていて、その花びらが地面を覆う箇所もあって華やかです。良い香りがあって、しかも甘い蜜がなめ取れるという話しでしたが、そうはいかない。
 セグロセキレイが餌を探して、平気でうろうろ。桜の木々のところには速くもムクドリが集まってきて、小さなサクランボを探している姿も。都内のムクドリの雛は、殆ど街路樹のサクランボの実で育つとの研究発表もされています。(日本鳥学会の黒田長久氏の研究)
 でも、カラスの増加は如何なものかと感じました。とてもとても多くて困惑です

 帰宅前に雷が鳴り出し、土砂降りの前に、新宿駅に辛うじて間に合ってホットしましたが、今回のイベント参加で全国から集まって、テントは張りされている方々は大変なことになってしまったなと、心を痛めています。

 

都内九段下で、2月10日にツツジが3分咲き。何と

2007-02-11 16:34:23 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2007-2-10
 本日都内千代田区九段下の交差点で、地下鉄に乗るために通りかかった道路際の植え込みで、見慣れた大きな花がたくさん咲いているのを見てびっくり。
 な、なんとツツジです。3分咲きです。
場所の特性もあるかと思いますが、2月上旬に5月に咲くべき花を見せられては驚きです。

冬の使者、愛らしいメジロが集まって来ました

2006-12-12 12:44:48 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2006/12/11
 本駒込4丁目の自宅のあるマンションの大通りに、高さ2.5m程度の1本のサザンカがこじんまりと植えられています。
 いま丁度満開を過ぎて、赤い花がぱらぱらと道路に散りだしている、まさにその状態です。
 本日朝、仕事で出掛ける途中で、複数のメジロの地鳴きを聞きました。どこからということなく、2~3羽のメジロがまさに、このサザンカから鳴きながら飛びだしてきましたので、分かりました。近づくとさらに5羽が飛びだしました。
 都会地に、冬期にメジロがとても増えたのは実感しています。
一部は春まで残って、とても良いさえずりを聞かせてくれます。困るのは飼育された個体なのか、野生なのかの判別がつかないことです。
 なお、ここの動坂公園では、最低1番以上が夏にも観察出来ています。どうも繁殖もしているようです。現在調査中です。

東大、正門から三四郎池へ イチョウの黄葉がすごかった

2006-12-10 14:27:50 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2006/12/9
東大の中で、文京の大手と言われるNPOの大事な会議に出席を要請されて出掛けた。正門を入って、正面の銀杏並木の黄葉振りは、見事の一言。
 でも、とても寒い1日であった。東京を取り巻く山々では雪になったとのことです。午後1時、出掛ける前にはちらちらと雪になった時間帯もありました。

 この銀杏並木、秋には一面が例の「ぎんなん」の臭いに包まれてしまいます。
貴重な実を拾う人も少なく、ぎんなんの実を踏みつぶしながら、歩く時は「何と贅沢な」という感を否めません。

 

JR田端駅の東口が大きく変身中 仮の階段が出現

2006-11-14 07:44:37 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2006-11-13 千葉市内での海外の終了後、真夜中(11時30分)田端駅に下車したとき、おっと、驚きました。突然いままでの会談が閉鎖されて、その手前に鉄骨製の会談が出現。
 会談を上がると、今まで見たことのない空間が広がり、ショップも含めて、いつの間にか大きな空間が準備されていました。出口はタクシー乗り場の前。
 大きなテント幕に覆われて一切中が見えていなかったので、大きな変身ぶりです。今後も数年がかりの改築と聞いていますので、その変身ぶりが楽しみとなってきました。

文京区・小石川植物園とツマグロヒョウモンの群舞を見た

2006-10-01 11:35:58 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2006/9/24 妻と2人で、東京・文京区・東京大学付属小石川植物園に散策に出掛けた。 秋晴れのからっとした、またとないような良き日和であった。
 植物園に入るなり、ウラギンシジミの飛翔に出会い、直ぐツマグロヒョウモンが三々五々飛び回っては、秋の草花に降りて蜜を吸う姿に触れました。まだ生き残ったツクツクホウシの鳴き声を聞きながらだらだらした登り坂を過ぎると広々とした桜の園。
 そこを過ぎると、最近NPOの皆様の手で完成した、よく手入れされた野外植物観察棚が出来ていました。
 たくさんの方々が散策する真ん中で、とても大きい雌のツマグロヒョウモンと、雄を一緒に観察しました。高い山の草原が本来の繁殖地であり人との接触がなかったまま、人を恐れないのが特徴と言えば特徴。居合わせた方が、たまたま指先に停まられて、とても驚いたとのこと。そこで、皆様にすこし解説をしました。リアルな良い写真が何枚も取れました。
このツマグロヒョウモンが代表格ですが、この2~3年、熱帯性の蝶のはずが、
冬も越せるようにあって、都内で至るところで観察されます。ツマグロヒョウモンは、特にこの小石川植物園が繁殖地の代表地です。
 まず、ヒョウモン蝶類は長生きです。また飛翔力がとても強くて、車をすいすい避けられますので、都会地でも強そうです。雌は特に大きく美しく、派手な紋様で毒を持つ(オオ)カバマダラに似せている(擬態)と言われている話し、皆様にとても感謝されました。
 それにしても、ルリタテハを観察しましたが、都会地の秋の蝶の主役のはずの、
キタテハやアカタテハは一度も観察出来ませんでした。
 そう言えば食草としての雑草である、アカタテハのイラクサ、キタテハのカナムグラはとうとう観察が出来ませんでした。かって食草の繁茂した箇所もきれいに下草が刈り取られていましたので。
雑草の典型種である、この2種が減少したために、キタテハ、アカタテハも減少したかも知れません。
 例年、ジャコウアゲハは観察される箇所を見て来ましたが、大分下草を刈り取られていて、ウマノスズクサも見あたりません。雑草は人の攪乱で大きく変わります。 幸い一番奥の「東京大学」サンクチュアリーの箇所で、ジャコウアゲハを2匹を観察。このあたりはまったく手を加えられておらず、かっての生きものがそのままに生息している感じです。
 斜面を降りた広場では、今年始めて無数のアカトンボの乱舞を見ることが出来ました。 アオスジアゲハはいつもの草に集まっています。
 今年生まれのアオサギの幼鳥が1羽、羽づくろいに余念がありません。どこから来たのでしょうか
 至るところに彼岸花が真っ赤な花を付けています。秋の花の代表格であるハギの群落には、小さな蝶がたくさん集まり、ヤマトシジミやイチモンジセセリ(200+)、コミスジ(1)、キチョウなどが集まっています。
 ハギの垂れ下がった枝には緑色の「トビイロスズメガ」と思われる巨大な幼虫がおりました
 並んだ小池の廻りに日だまりには、ジャコウアゲハやアゲハチョウ、アオスジアゲハ、そしてツマグロヒョウモンが次々と、クロアゲハも時々。
 でも、この幸福感は、昔、中学生の時に夢中になって昆虫採集をしていた時、たくさんの蝶達を殺した実感と重なります。いま、とても蝶を殺すなどと言うことは、いとおしくて考えもしません。
 でも、現実に飛んでいる蝶の姿を追って、目をランランと光らせながら探し回る、この集中した気持は本当久しぶりですが、うれしい限りです。
 妻にはあきれられて、こどもみたいとからかわれますが。
 今日のこのすばらしい秋晴れに中で、至福の一時を過ごしながら、小さいときの原体験が如何に、年を取ってから幸せな感情をもたらしてくれるか、何ものにも代え難きありがたな感覚です。
 小石川植物園では、アゲハチョウ(100+)、アオスジアゲハ(150+)、ヤマトシジミ(400+)、モンシロ(50+)、キチョウ(30+)、モンキチョウ(5+)がとても多く、時にクロアゲハ(10+)やジャコウアゲハ(6+)も混じって。ルリタテハ(2)、ウラギンシジミ(2+)も観察。とてもとても、にぎやかでした。
 ぐるっと一回りで観察した個体数の概算です。でも主役はツマグロヒョウモン(80+)でした。全体に蝶の活性が高く、個体数はとても多くて、かって夏の盛期の志賀高原で味わった蝶の乱舞するそのままの風景の様でした。
 蝶の種別交代を見ると、植種の変遷を通じて、温暖化の影響を強く感じました。
都内では、春には、里山の蝶のはずのツマグロキチョウが、モンシロチョウよりも多い現象が夏にはツマグロヒョウモン、ナガサキアゲハ等南洋性と言われる蝶が
都内で確実に増えだし、従来の普通種がひっそりと姿を消しています。
 帰りに、JR田端駅の近くの空き地で、ツマグロヒョウモンが3匹も、ネギボウスに似た花にたかっているのを見て改めて、自然界の変転の早さに感じいりました。

 荒尾 稔 tmlarao@tml.co.jp
113-0021 東京都文京区本駒込4-38-1-505
E-mail:tmlarao@tml.co.jp HP:http://www.tml.co.jp


千葉県佐倉市で衰弱死したナガサキアゲハの写真です

2006-09-11 23:14:04 | 東京の街角からモニタリングでわかること
 2006/9/10 千葉市内の千葉美術館で開催された講演会の席上で、突然佐倉市の
市議会議員の方から、同定を依頼されました。
 明らかに「ナガサキアゲハ」の雄です。尾びれが無く、表面に白斑があります。
とても大きな個体です。
 自宅の庭には、毎日のように飛来するようになった、その1羽が9/2に庭で死んでいたとの話しでした。

 都内にかぎらず、関東全域で着実の生息地を拡大している模様です。

食育情報研究会

2006-09-06 22:46:21 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2006/9/6 誘われて講演会に参加してきました。
 NPOローハスクラブ、NPOソフトインダストリー研究会の主催者である白石嘉宏様の新たな運動の一環。
 今回は東京農大の客員教授であり、内閣府の食品安全委員会のばりばりの委員である中村靖彦氏の「激変する食の世界! -食をトータルに考える」の講話でした。
 大変勉強になりました。
1 まず、アメリカ産牛肉の輸入の話しからはじまって、この話しが中心で展開。
いつまでも食料輸入が現状で推移することはあり得ないこと。カロリー計算で言 うと、豚も牛も鶏も含めて自給率は10%を切る始末で、食糧安保の観点では自殺行為に近いとの警告。物量としては鶏は50%近いが、餌が輸入品であり、それを除くと10%以下に。これから中国の高度経済成長の結果として、日本吾食料で割を食う時代が間近との発言も

2 食品安全委員会の役割がどのようなことなのかの解説
3 特保商品及びサプリメントの合計がまもなく2兆円に達する勢いであり、これは日本の主力商品、米の総出荷額(2兆3千億円)に匹敵する。何とおかしな話しかと言うことをこんこんと話された。たしかに変だと強く感じる。
4 朝ご飯を食べなくなった生活と密接なつながりがあり、同時に別の調査で
 ガンの原因に関して主婦は
 (1) 食品添加物が原因43% 農薬24% たばこ12%、大気汚染9%と考えるが
  がんの疫学者は「普通の食べ物」35%、タバコ30%、ウイルス7%とまったく  ずれている。
 
 相対的に、60代以上と、飽食に慣れたそれ以下の危機意識の差があまりに大きいとの嘆きも

  

環境学習講座に出席して。子どもの激減にショック(1)

2006-07-31 23:47:48 | 東京の街角からモニタリングでわかること
 文京区の小学校、中学校のなんとまあ贅沢なことか。
 当方の息子2人が入学し、それぞれ卒業をした文京区の千駄木小学校、文林中学校がいずれもこれから数年を経ずして他の学校と併合されて廃校に、校舎も壊されて、文林中学が合併する小学校に移行するとの話し。
 その2校の先生の話しを聞きました。いずれも1学年1学級で、17~26人程度だそうです。
 ひとつの小学校の先生が、1年~6年までで、6人しかいないという実態だそうです。これでは余裕を持て何か子ども達と考えて事を行うなどは、とても無理であるとのこと。同感です。
 少子化とは、とても残酷なことだと実感。
 文京区という、マン書運河ばんばん立って、都内や近郊から、どんどん引っ越して入って来ていると思われるこの地域でも、この有様です。
 しかも、子ども達の実態として、いずれも学区外からの越境が多く、小学校も5年を過ぎると殆どの生徒が塾に通い、私立を目ざし出す為に、子ども同士のグループ活動もままならない状況とのことでした。
さらに、中学校は輪をかけて、特に土曜・日曜日に子どもを集めることは至難の業
 その中で、エコスクールという、家庭の電気・ガス・水道の省エネ化を子ども達を通じて、各父兄の家庭で実践して貰う運動を推進してきている文京区のNPOが、今回の仕掛け人。地域での環境教育を担える人材の育成と言うことで子の講座が開催されました。
 でも、実質10人を切る参加者では、思惑には充分にはならないでしょうね。
 まずはじめの話し合いの中で、皆様の意見を総和すると
いまの子ども達の最大の特徴
1 指示待ち
2 冒険をしたがらない
3 そのくせ、仮想空間でのシュミレーションは大好きな人間。すぐに飽きると、負けが分かるとリセットをかけてしまう、こらえ性のない子どもだということでした。

 

宮崎悟朗監督の第1回監督作品「ゲド戦記」を見て

2006-07-31 23:36:53 | 東京の街角からモニタリングでわかること
 昨日の日曜日(2006/7/30)
 有楽町の映画館で「ゲド戦記」を妻と2人で見た。
事前に内容のまったく分からないまま見る映画は、これで2回目
その1は同じスタジオジブリ映画「千と千尋の神隠し」。
この時は映画が始まってから終わるまで、びしっと捉えられた感じで
のめり込んで映像を見ていた感じであった。生まれて初めての経験。

 今回は、そこまではいかないが集中して見ていた方だろうなぁ。
しかし、絵コンテの隅々を見て、良く書けているなぁ……
スタジオジブリの職人さんの腕前は、ますます凄いなと言う感嘆もあって
いたって冷静であった。
 会場で事前に映画アルバムを入手し、開始までに一通り読んだことも
あったのか。俗に言うさめた部分があった気がする。

 総入れ替えで制で、予約して入ったが満員。でも驚いたのは50代以上
の年齢層は皆無で、殆ど20~30代の2人連れであったこと。

 面白かったと言えば、そうだけど。哲学的で難しい話しでもあった。
同時に「親殺し」とか「自立」とか、宮崎悟朗監督の第1回監督作品であるとか
 監督本人の自叙伝であると言うことで、妻と2人で合意した。
親と子の関係が、そのままストレートに表現出来る。やはり日本の伝統的な
能や歌舞伎の世界を連想する、親子関係か?
 ずーと親爺の背中を見て育って、いやだいやだと反発して、関係のない社会に跳びだしてみたが。結局、かえるの子はかえる……なのでしょう。絵コンテはたしかに凄いし、親を乗り越えられるだろうね。登場人物は少なく殆ど一人称だし。 

 相対的には良くできていたが、後には何も残らないすかっとした話しでした
 要は息子の自立までの(監督本人の)心の葛藤を描いた話し……と理解。
 
真には、次回作品がどう作れるかで決まることなのか、でしょう。

 でも、最後に、同じ「スタジオジブリ」で、同日に別の高橋監督?による
作品が「渋谷」の1映画館で「○○○○と鳥」の名前で公開されたと、HPからの
情報を息子から聞かされて、??
 なにか、とても意味深だし、分かる気もするし。複雑な気持ち。


有明16万坪の変遷 とうとう「オリンピック選手村の候補地に」

2006-07-08 22:09:28 | 東京の街角からモニタリングでわかること
かって、貴重な水域として保全を「東京都」にお願いしていましたが、6/6日 延伸開通したユリカモメに乗って「ビッグサイト」に向かう途中、かっての水域の上を通過しました。
 その写真、同時に広大な空き地には「東京オリンピック選手村予定地」の看板ががすでにたっておりました。今昔の感です。

 空き地には、あちこち複数年が経過した池が出来ており、カルガモなど水辺の鳥が少し観察出来ましたが、生態系は当然ですが希薄でした。

 デモまもなく、築地市場が移転してきたりして、あちこちに高速道路等の橋脚が
工事中であり、かってのバブルその真っ最中の光景が見られました。

 どのように反対しても、開発行為は進むことは進むという良い事例となりました。でも、次のオリンピック選手村(予定)の看板にはいささか