渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

待たせたな、的な。

2018-05-12 22:31:30 | Weblog
第14節VS京都サンガ戦終了しました。

天気快晴で絶好の観戦日和となりましたが、観客数は伸びず。残念です。もっと多くの人に見て貰いたい。

スタメンは前節からほぼ変わらず。前節、負傷の為、途中交代した岩尾はやはり欠場となりました。

ただ、スタジアム前で行われた母の日イベントには元気に参加していたので、余り過度な心配は要らない様です。

岩尾に代わり、スタメンに入ったのは前節途中出場の小西。あとは、バックスの構成が大崎、石井、井筒となりました。

試合は立ち上がりはかなり小西がバタバタしていた印象でしたが(心の中で落ち着け、落ち着け、とハラハラ)、シシーニョを中心に守備陣全体としては落ち着いた入りが出来たのではないかという印象。

攻撃に関しては、杉本、狩野を中心に前へ前へと向かう姿勢を見せる。ただ、この2人と他の選手との連携がまだ十分ではなく、タイミングがズレて上手く動き出せない場面がしばしば。この辺りはまだ少し時間がかかりそうに思う。

それでも、今日は相手の低調なパフォーマンスにも助けられ、かなりパスもリズム良く通ったし、早い時間帯から、山崎や狩野が相手ゴールに迫るチャンスを作る等、流れとしては悪くなく。

すると、前半27分に右サイドを深く抉った大本がクロス。相手に一旦は弾かれるも、逆サイドに張っていた小西がこぼれ球に素早く反応し、ダイレクトボレー。

これがゴール左端に綺麗に決まって先制に成功する。小西はプロ2年目でようやく嬉しい初ゴール。徳島県出身の在籍選手としては、何と10年振りのゴールとか。

それは、大西孝治以来という事か?いやはや、これ迄辛抱強く起用し続けてきた監督の期待に応えるゴール。実際に一目散に監督に駆け寄って喜びを爆発させていました。

それにしても、決まった瞬間、本人すら『入ったん⁉︎』っちゅー感じでしたからな。あんなド派手な初ゴールって、なかなか無いのでは。

前半はさほど危ないシーンもなく、1点リードで折り返す。

後半は相手がシステムを変えてきた事もあり、ややリズムが変わり、対応に追われる。

それでも、攻撃の手も緩めず、相手ゴール前へと迫る。あと少しで追加点が獲れるかと思った12分、アクシデントが。

相手PAやや外側へ積極的に仕掛けていった狩野と、飛び出してきた相手キーパーがまともにぶつかり、2人ともピッチに倒れ込む。

6分間の中断の後、とうとう起き上がる事が出来ずに、そのまま担架で退場。大事がないのを祈るばかりですが。代わって佐藤が入る。

しかし、チーム全体に動揺が広がり、明らかに流れが変わってしまう。

相手の反転攻勢に防戦一方に。かなり危ない場面もありましたが、ゴール前でしっかりとブロック。何とか、ゴール前で粘り強く守り抜き。

アディショナルタイム8分も最後の最後迄集中を切らさずに守り抜きました。

1-0とスコア的にはかなりシブいのですが。攻守の要、岩尾を欠いてのこの結果、更には完封出来た事も大きい。次に繋がる確かな手応えを掴むと同時に、狩野の怪我という代償は痛い。

チーム状況は苦しいままですが、これ迄出場機会に恵まれなかった選手達がしっかりと準備して、其々の役割を果たそうと奮起する様には、やはり心を揺さぶられるものがあります。
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