渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

際どい勝利。

2019-09-08 22:40:22 | Weblog
第31節VS愛媛FC戦終了しました。

試合前に断続的に降った小雨の為、非常に蒸し暑い中でのゲームとなりました。

スタメンは左サイドに竜士が入った以外は変更なく。

試合は立ち上がりから中盤でのボールの奪い合いが激しく、なかなかどちらの展開ということにならないままに推移。

ボールを保持しても、相手エリアの深くに侵入し、フィニッシュを打つに至らず。

互いに牽制し合う硬い展開に。

左サイドの内田と杉本が絡んでボールを動かし、突破を狙うも相手にスカウティングされていて自由に動かせて貰えず。

なかなか決定的な場面を作れず。

前半終了間際にセットプレーのチャンスを作るとキッカーのバイスが直接ゴールを狙う。ボールは枠に飛んだものの、相手キーパーに弾かれてゴールならず。

スコアレスのまま、折り返すと後半になり、立ち上がりに愛媛が攻勢に出る。

立て続けにゴール前に侵入されて、ピンチとなるも梶川を中心に守備を固めて跳ね返す。相手のフィニッシュの精度の低さに助けられつつも粘り強く守備を続けていく。

この立ち上がりの時間を上手く凌げたことで、焦らず、じっくりと、徐々に時間経過と共にボールを動かしながらリズムを掴む。

すると28分に後ろからのボールを繋いだ野村が河田にクサビのパスを入れ、内田とワンツーで相手PAに侵入。河田も絡んでスペースを作ると右サイドに開き、左足を振り抜く。

このシュートが相手DFに当たってコースが変わり、ゴール右隅に吸い込まれて先制に成功。

その後も河田、内田、バイス、渡井等が再三ゴールに迫るも、あと一歩、詰めを欠き、フィニッシュは決まらず。

守備に関しては相手のカウンターに対して、梶川が踏ん張りセーブ。取れるボールは全て取り、パンチングなどの的確な判断も光り、リスクを最小限に抑える。

相手のシュートコースを消すべく、岩尾を中心にブロックを作り、スペースを埋めていく。ファーストアタックが躱された後の フォローも徹底していく。

終盤には岸本→藤田を投入し、守備の陣形に厚みを持たせつつ、機を見て攻撃に転じ、前へとボールを送っていく。

更に河田→押谷、最終盤には渡井→島屋を投入し、ボールを保持しながら時計の針を進めていく。

4分のアディショナルタイムも上手く攻撃に時間を使いながら凌ぐ。相手エリアでタイムアップの笛。

1-0となかなかに渋いスコアではありましたが、手堅く勝利を収めたと言え。

前半に少しテンポが出ていた時間帯があったので、そこで先制していればもう少し楽に進められたかなというのはありますが。

ダービーというのは簡単ではないので。地味に見えても要所踏ん張り、耐え抜いて勝利を掴めたのは良かったかなと。手堅く。

少々空回り気味位に力の入った攻撃陣も、決定的なピンチを的確に判断して最良の判断で躱した守備陣も、ダービーに懸ける気持ちがビシビシ伝わってきて、堪らなくシビれました。

こういう試合を見せられると、また一段とチームが愛おしくなるというか。

ようやく、ダービーフラッグ奪還。もう渡したくないのが本音だ。

チームの皆、お疲れ様。熱い気持ちを受け取りました。行けるところまで上を目指そう。一歩ずつ。

今日のMOMは梶川だろうかなぁ、個人的には。

6千人を超える雰囲気の中でのゲームを作ってくれた愛媛の皆さんにも感謝しつつ。互いに切磋琢磨しながら、四国全体を盛り上げていければ。そう願います。
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