今日もオフィシャルより移籍関係の報告がありました。
今シーズン攻守にわたりチームの要として活躍した野村直輝選手のJ1大分トリニータへの完全移籍が発表になりました。
シーズンの最終盤、プレーオフに回る頃には既にかなり注目度が上がっていた選手でもあり、声はかかっているだろうなとは予想していましたが、チームの戦術を1番具現化した選手、替えのきかない選手だけに彼を失うという事の大きさ、痛手は計り知れません。
チームにとっては屋台骨は抜かれるということであり、来シーズンの構想に杏雲が立ち込めた事は否めない。
思い返せば、2013年オフに昇格したにもかかわらずチームの主軸であった柴崎を失ったことで翌年のチーム構想が脆くも崩れ去り結果として1年での降格の憂き目にあったことからしても、チームの土台となる選手を引き抜かれることの重大さをフロントは分かっていたはず。
それでも彼を引き止めることができなかったと言うのは痛恨の極みである。
これが昇格を逃したチームの厳しい現実である。
彼の参入プレーオフ決定戦の後のコメントを見てもやり切った感は十分に伝わってきていたのでその時には既に移籍する事は決めていたかもしれませんが。
今日の発表に際してのコメントの長さを見ても、彼の熱量が伝わってきます。あんな風に言われたら、それでも居てくれとは言えない。色々と悩んだ末の決断ではあるのだろうからそれを尊重したいと思います。
出来ればこれ以上、主力の放出は避けたいところですが、こればかりはサポーターには如何ともしがたく。
しかし、こうなったら11番はやっぱり生え抜きがつけるべきなのかなと思う。来シーズン誰かに11番をつけさせるのならば、森田凛とかどうだ。11番を大事にしてくれる選手に背負ってもらいたい。それがサポーターの切なる願いである。
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