渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

そんなに余裕はない筈だ

2011-08-29 00:04:06 | Weblog
第26節VS大分戦終了しました。

日曜夜の試合にも関わらず多くのサポーターが大分からも駆け付けていました。愛されているチームだなと感じました。

スタメンは前節の流れを生かす形を取ったメンバー構成でした。2戦続けて柿谷を外すという構成(今日はサブには入っていましたが)に不安があったのも確かですが。

その不安は的中。試合は立ち上がりこそ上手く入れたものの。

パスも上手く回せていたし、縦のパスも織り交ぜたりして攻撃の形を幾つか作りかけてもいました。

そんな中、相手のバックパスのミスを見逃さずに詰めたドウグラスがキーパーをかわして冷静に流し込み、先制に成功。

思いがけす早い時間帯ではありましたが、先制し、これはいつもであれば、勝ちパターン。

…の筈だったのですが。

ここから攻撃展開は停滞。散発的な展開ではさほどのチャンスにもならず。

守備面では右サイドを徹底的に押し込まれ。森島をサポートする様に左右に流動的にポジションを変える前田に振り回される始末。

20分を過ぎた辺りから相手に徐々に押し込まれてしまい。

辛うじてリードしたまま折り返したものの。

後半は立ち上がりからほぼ苦しい展開。攻勢に出た大分にポゼッションでも優位に立たれ。

リズムが悪いなと思っていた矢先にPAで相手選手を倒したとしてPKの判定。

このジャッジに関しては厳しいなというものもありましたが、それ以前にかなり守備が不安定な感じだったので。

このPKはきっちりと逆サイドに決められ同点に追い付かれる。

そこでもう一度、流れを引き寄せるだけの展開力を見せられれば良かったのですが。

余り時間を置かずに畳み掛けて来た向こうの攻撃に対応し切れず。セットプレーから失点し逆転されてしまう。

選手交代も遅く。特にドウグラス→佐藤への交代は後半直ぐでも良かったのではと思いました。結果論ですが。

柿谷と衛藤を立て続けにいれてリズムを変えようとしましたが。

確かに攻撃のリズムは2人が入った事により、少し改善されてはいましたが。

フィニッシュの精度を欠きました。

エリゼウのヘッドは叩き付け過ぎて枠を捉えず。ドウグラスのシュートも枠の僅か外、といった具合に。

結局10本打ったシュートは事ごとく決まらず。得意のセットプレーも生かせず。

終わってみれば1-2の逆転負けとなってしまいました。

言い訳出来ない程内容が悪かった。途中で諦めてしまった選手も居ましたし。

相手はよく研究して来ていたし、大分の戦略にドボッとハマった感じです。

要注意人物2人にまんまと決められてしまった事も痛かったです。

この様な試合をしていては相当厳しい。そう思い知らされただけの一戦でした。

松茂町民デーという事もありましたが、5400人を超える観客が入ってくれただけに。

この魅力に乏しい内容には…苦々しい思いです。
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