渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

核になるものがない。

2018-06-10 21:08:24 | Weblog
第18節VS町田ゼルビア戦終了しました。

天気は試合開始頃から雨の降りが徐々に強くなり、足下もスリッピーになる生憎のコンディションに。

スタメンは予想通りに前節のメンバーからほぼ変わらず。前節は途中出場だった杉本太郎がスタメンに入りました。
その他は、広瀬が昨年10月の水戸戦以来のベンチ入りとなりました。

試合は立ち上がりから細かいパスを繋いで攻撃のペースを掴み、6分には右サイドを駆け上がった大本が思い切りよくシュート。これは相手キーパーに防がれたものの、感触としては悪くなかった様に感じられました。

両サイドから大本、内田が果敢に攻め上がり、今度は左サイドから内田が速いクロスを供給すると、島屋が足を目一杯伸ばして飛び込むも僅かに合わず。

それでも、攻撃のテンポとスピードはかなり改善されつつある様に感じられていたのですが。

17分に相手のショートカウンターからFKを与えてしまう。ゴールまでは少し距離があったのですが、キッカーの蹴ったボールに飛び込んで来た相手FW中島が僅かにコースを変え、それがゴール右隅に吸い込まれて先制されてしまう。

相手の得意な形で警戒していたパターンの失点であっただけに勿体ない。しかも、失点する時間帯も早い。

リズムを掴みかけた所での失点で流れを掴み損ねてしまう。その後もなかなか得点を決めることが出来ずにいたのですが、意外な形でチャンスが訪れる。

35分に相手のバックパスを狙ってゴール前に詰めていった島屋。相手キーパーの蹴ったボールが体に当たってそのままゴールに吸い込まれていき、同点に追い付く。

良い形ではないものの、常に相手の隙を窺っている島屋らしい泥臭いゴール。

ここで、相手も一瞬気落ちした空気になっていたので、そこで一気に逆転する所まで持って行ければ良かったのですが。同点のまま、前半を折り返すと。

後半立ち上がりに攻め込んだ所で太郎が倒され、攻撃の流れが中断した所から逆にカウンター攻撃を受け、右サイドから左サイドへの大きな展開の後、ブロックにいった内田が躱され、逆サイドに折り返されてゴールを決められてしまう。

ショートカウンター、アーリークロスといった所を狙ってくるのは、分かっていた事なので。その、相手の戦略に嵌まり失点してしまった守備の脆さが痛い。

結果的には、この2失点目が響いたと言えるのですが、この失点も早い時間帯であったので、十分にリカバリー出来た筈。

それをなし得なかったというのは、攻撃面で詰めの甘さがあったということ。攻め手が全くないといった展開でも無かっただけに、追加点を奪いきる所まで至らない、決定力の無さが情けない。

太郎に代えて狩野、前川に代えて広瀬と、攻撃のカードを切りましたが、十分に機能したとは言い難い。

複数得点が難しいのなら、失点してはいけないし、どうしても追う形で推移し続けると余計に厳しい。

結局、1-2での敗戦となってしまいました。ここへ来て、またも連敗。劇的な改善策もないだけに、どうやって現状を打破するのか、悩ましい所である。


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