1か0
あなたは、「収納箱」を幾つ持っていますか?子供の頃は、「ふたつ」だけ。「YesかNo」、「白か黒」、「善と悪」、「生と死」、「1か0」、「ONかOFF」の二者選択です。嫌の事があっても、それが解決すれば「総てがOK」。問題が無くなります。
夏休み前に成績表が返ってきます。成績の良い子は良いのですが、成績の下がった子は憂鬱です。親から説教を受けるからです。でも、怒られてしまえば、ここで終わりなのです。後は、何もかも忘れて夏休みを謳歌すれば良いのです。遊びすぎて、又怒られるのですが、怒られたらそれで終り。この繰り返しです。子供は、今が全てです。今が楽しければOKなのです。後先の事など考えません。正しく「今に生きる」です。
思春期
でも、思春期を迎える頃には、そうはいきません!「グレーゾーン」が入ってきます。矛盾した考え方に、囚われてしまい、答えがハッキリとで無くなります。そんな時に、納得が出来なくても「あいまい」なままに、自分の考え方、捉え方を納得させなければならないのです。
今までは、正しいと思っていたことが、否定されるのです。「嘘を付いてダメ!」と教えられてきたのに、「嘘を付きなさい」と言われるのですから!小学生の頃は子供料金です。小学校を卒業して中学生になったら時点で「大人料金」に変わります。でも親御さんは、「小学生と言いなさい」と嘘を付かせます。子供にとって受け入れられないことなのです。子供にとっては何を信じれば良いのか混乱を起こします。正しいことを教えてくれた親御さんが嘘を付かせるのですから!皆さんも経験がありませんでしたか?
大人の収納箱
世の中は、「矛盾」した事ばかりです。「あいまい」なままです。例え納得が出来なくても、「あいまいなまま」に、納得させていきます。きれい事を言いながら、嘘をつく!これが、大人になった証でもありますね!この矛盾した、あいまいな、「収納箱」を幾つ持っているか?それによって、世の中を旨く渡って行くのですね!
「収納箱」が少ない人程、「純粋」なのかもしれません!しかし、「世渡り」、「対人関係」が、ギクシャクしやすい!「収納箱」が多い人程、「いい加減」、「ずるい」、「悪い」のかもしれません。その代わり、「世渡りがうまく」「対人関係も良好」なのですね!さて、どちらが良いのでしょう?
貴方は「大人の収納箱」を幾つ持っていますか?多い人ほど、世渡りは旨いようですね!
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