みそ汁はたまご入り

群馬の山奥・通称ムーミン谷に住んでいる プライベーターラリーストのライブログ

冬用のブレーキグリスは!?

2008-12-13 13:33:51 | 製作・メンテナンス

忙しくて塗料を買いに行けないので、今日はブレーキのメンテナンスをします。

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ランサーはスライドピンが固着しやすいので点検&グリスアップです。

まずはゴムブーツが破れていないかチェックします。破れていたら

根本的に何をしても無駄です

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キャリパーのピストンではなくこのキャリパーサポートの

スライドピンが固着しやすいので要点検です。

去年までは、ダートや舗装で使っている熱に強いタイプの

グリスを使っていましたが、逆にスライドがしづらく、油分も

飛んでいます。雪ではブレーキの温度も上がらないので

熱に強いタイプは必要無いようです。

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なので、今回から水や潤滑性能に優れた耐熱シリコーングリスを

塗ってみました。

一般車ではこちらのタイプの方が主流ですが、競技車は

もっと熱に強い物を使っています。

外したスライドピンの状態からシリコン系のグリスの方が

雪シーズンにはよさそうです

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次はリアです。エボ1~3はリアブレーキの分解が面倒でイヤですね

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サイドブレーキワイヤーを外さないとキャリパーが開きません!

こちらもブーツ切れをチェックします。

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リアもキャリパーサポートのスライドピンを要チェックです。

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上のスライドピンが少し油膜が足りないですね。

そう言えば、車検の時、左のリアの制動が右より若干低かったの

ですが、キャリパーの動きが悪い為だったのかも知れませんね!

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下のスライドピンはきれいな状態でした。

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この中をスライドするので、この中にもシリコングリスを入れます。

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これはキャリパーの石かみ防止のフラップのボルトです

(赤いフラップの写真)こういう部分にはこの水に強く

高粘度の潤滑剤を塗っておきます。水飴みたいに

粘るグリスなので塩カルや雪にさらされても固着しません。

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フロントもバンパーフラップもほつれている箇所を補修します。

あまり見栄えは良くないですが、本番車ではないので

ご勘弁ください

廃材利用のエコ仕様です

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前側はボルト止めですが横はタイラップを通して固定します。

何かあった時にすぐに作業しやすいようにです。

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僅かな隙間もフラップで塞ぎます。

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裏から見るとこんな感じです。

なぜこんなにガードするかというと、雪は想像以上に

エンジンルーム無いに入ってくる為です。

ノーマル車で雪遊びをしていて雪が詰まって電動ファンが

止まってしまいオーバーヒートした車もあります。

なので、雪遊びをするにはどんな車でもいいですがアンダーガード

かそれに類じた(整流板など)物が必需品です。

それと、バンパーの下を開けておくと、そこから雪が詰まり

インナーフェンダーを押し下げてすぐにタイヤに当たってしまいます。

そのまま走るとすぐにインナーフェンダーも取れてしまうので要注意です。

ランサーの用にそこにオイルクーラーの有る車は雪の

圧力でオイルクーラーが壊れてしまうので雪が入らないようバンパーに

対策が必要です。

よく、冬はオイルクーラーを外してしまう人も多いですが、

自分はあえて外しません。

何故かというとそこにオイルクーラーが有るので

ぶつけてはいけない という緊張感を持って運転出来るので

走りが雑にならないようにする為です。

雪だからぶつけてもいいや!と思って走ると、雪以外でも

ぶつけてしまうような運転になりそうなので気を付けています