深見が、ヤハウェは龍蛇だったと言ったのを、批判してしまったけど、
たしかに、シナイ山には龍蛇がいたようだ。
エールとは違う、自然神だと思うけれど…
一神教の人には失礼かもしれないけれど、
モーセに十戒を与えたのは、この龍蛇ではないかと思う。
エールは、教条で人を縛って裁くような神ではないと思う。
そもそも、ヤコブに現れた神がエールかも、疑問ではあるけど。
ともかく、そのシナイ山の龍蛇が、
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少し前になるけど、
インドで日本の工芸品が大好評、というニュースを読んだ。
Yahoo!ニュース 2/5
日本の工芸品は昔から素晴らしくて、
明治の開国期にもヨーロッパで流行し、
多大な影響を与えた。
ただ、今は、過去の伝統にこだわりすぎて、
現在の人々に好まれるものになっているかはわからない。
モダン化の動きも、
かなりあるようように聞いてはいるけど。
やたらに流行を追うということでは . . . 本文を読む
色々な人たちが活躍した、戦前の古神道ムーブメントだけど、
竹内巨麿と、彼の“発見”した竹内文献だけは、
ハッキリとインチキだと思う。
“数億万年前”という時代設定がまず有り得ないし、
竹内さんの顔を見る限り、憑いているのは蛇か、
せいぜい龍蛇だ。
竹内文献や彼の“発見”した超古代の神宝からは、
“どうだ、スゴいだろ!”と主張する為のインチキの匂いしかしない。
彼はもともと御嶽行者だから、
自 . . . 本文を読む
血の中に自分らのご本尊の姿がない人。
それはもちろん、インダスの血が薄い人ではないだろうか。
ありもしないアマテラスの復讐をやたらに恐れる人。
ありもしないフィクションのイメージにとらわれ、
目の前の現実を見もしないで。
それはもちろん、征服者の血が濃い人だと思う。
血の中の疚しさの裏返しである。
国常立を、おそろしい鬼神・悪神として封じたように、
アマテラスをも封じたいのだろう。
だが、 . . . 本文を読む
インダス遺跡から出土した、
この、頭に三つの光の輪を戴いた女神さま。
どなたかなぁ、とずっと思っていたのだけど、
やはり、イザナミさま以外には、思い付かない。
三つの輪は、アマテラス、ツクヨミ、スサノオの
三貴神だろうと思う。
という事は、古事記や日本書紀に見える、
三貴神はイザナギの命単独の禊から生まれた、
という記述は後世の創作で、
本来の話では、やはり、国生みと同じように、
イザナギ . . . 本文を読む
ブラフマーはインダス(インドの先住文化)の神だと思う、と前に書いたけど、
インダスの“神”という概念は、微粒子としての霊質(ひ)と、その様々な形相を示す。
それに対して縄文の“神”は主に自然神であって、
現に存在する自然のエネルギー体そのものだ。
虚空という霊質(ブラフマー)が、仮に形をとってくる、
すなわち下降(降臨)してくるのがインダスの神、
実在する物質がそもそも伴っている魂が縄文の神、 . . . 本文を読む
ミロクを助けるために、
撞の大神という人がこの世に来ることになっている。
ところが、大本は、
それを見分けられそうもなかった。
深見がミロクなら、
撞の大神は深見を助けなくてはならない。
深見がミロクなら、
深見は撞の大神を見分けるはずだったのである。
***
撞の大神は日本そのものだから、
彼女をキチガイにすれば、日本がキチガイになる。
彼女が苦しめば苦しむだけ、日本が苦しむ。
悪 . . . 本文を読む
今月の13、14日に、長野の平安堂書店で、
たちばな出版の手相フェアがあるらしい。
平安堂は、長野駅前のビルにある、
長野では一番大きな本屋さん。
駅前交差点を眺めつつくつろげるカフェもあり、
文化系の憩いの場だ。
そこで!
とうとう、たちばなにやらせる事にしたか!
たちばな出版というのは、深見の経営する出版社で、
社員はみんな、教団の会員である。
販促のために、
本を買ってくれた人に手 . . . 本文を読む
川面凡児という人は、王仁三郎より一回り年上の、
神道思想家です。
十五での神秘体験の後、神仙に導かれて山岳修行を積みましたが、
そのことは胸に秘めたまま、
その後正統の国学、漢学、仏典の研鑽に励みました。
禊を普及するため、稜威(みいず)会という団体を立ち上げましたが、
戦中の宗教団体は、王仁三郎の大本のように活動を禁じられない限り、
好むと好まざるとに関わらず、
軍に協力せざるを得ませんで . . . 本文を読む
ウガリットの女神、アナトは、
言霊としては、
ア=天、ナ=イズノメ(〇の中に+のマークで示す)、ト=戸で、
“天のイズノメ(アテナ)をふさぐ戸”、
すなわち天の岩戸の意味になると思う。
アテナが、岩戸によって光を遮られている相を示すので、
テ=照らすの音は抜ける。
つまり、アナトとは、イズノメを封じる、
悪としての大地、アスタルトの分身としての、磐だと思う。
アテナとアナト、
一見似たよう . . . 本文を読む
“九州があたま”で、大阪の生国魂神社の御祭神(生島神・足島神)の別名を、
上田の生島足島神社と同じく、生国魂大神と足国魂大神、としましたが、
これはどうも間違いで、
正しくは、生国魂大神と咲国魂大神になるそうです。
生島足島神社の方は、
修正なしでいいんですけど。
***
古神道では、万物には全て、
一霊四魂が備わっている、と考えます。
一霊四魂というのは、魂の四つの働きを示す、奇魂・幸 . . . 本文を読む
古代イランで生まれ、
現在はインドのボンベイを主な本拠地とする
ゾロアスター教によれば、
太古、“悪”が天を突き破って世界に侵入し、
大地に潜って山を突き抜け、現在のような世界を造り出したのだそうだ。
この“悪”を、アンリ・マンユと言う。
王仁三郎も、宇宙から二つの悪神の玉が飛んできて、
中国大陸と北米大陸に落ちた、と
“霊界物語”に書いたらしい。
中国大陸のものが盤古で、北米のものが大自 . . . 本文を読む