菅直人民主党政権、東電、通産省、文部科学省、厚生省等は、福島原発危機の環境への影響について相互に責任を押し付け合う形で、責任回避ための隠蔽と偽装工作に明け暮れているが、海外機関の予測およびチェルノブイリでの事例からみて、今後少なくとも30年間日本の食生活と国民の健康を脅かし続ける問題に発展することは間違いない。 . . . 本文を読む
1.腐敗しきった支配階級のモラル
菅民主党政権は、御用マスコミを総動員して「風評被害撲滅キャンペーン」等で情報隠蔽工作と言論弾圧を行っているが、すでに支配階級としては終末期を迎えている。
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原発事故に“便乗” 資金パーティー 民主・小泉議員、無料の議員会館で産経新聞 4月12日(火)7時56分配信
国土交通政務官を務める民主党の小泉俊明衆院議員が、衆院第1議員会館の多目 . . . 本文を読む
(写真はIRSN:[08/04/2011] Impact on marine environment of radioactive releases resulting from the Fukushima-Daiichi nuclear accidentから。左は海流による汚染水の拡散、右は降下物による海洋汚染の拡大を示している。単位はベクレル/リットル)
1.原子炉危機に対応できない日本の支配 . . . 本文を読む
「風評被害」を個人のモラルや海外の過剰報道のせいにしても何も問題は解決しない。復興のためにも、福島原発危機に起因する日本経済の危機をはやく克服するには、民間の自主的な努力と発想の転換が求められている。 . . . 本文を読む
1.場当たり対策での効果は期待できない
菅直人民主党政権、東電、通産省の福島原発での海水への2次汚染防止対策は失敗した。前回書いたように、原子炉利権をめぐる今までの腐敗構造が、たとえば、遠隔地からの指令→現場への伝達の遅れや準備不足→実状に合わない対策の実施→対策の失敗という繰り返しを産んでいると思われる。
壊れた圧力容器─地下水と海洋へ広がる放射線物質<前篇>
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新聞 . . . 本文を読む
1.福島原発から広がる海洋と水の汚染
前回、福島原発危機は第二段階に入ったと書いた。
「チェルノブイリ」化する福島原発危機─進む放射性物質の拡散
今日は、水に関する資料を考えてみたい。
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<福島第1原発>「トレンチ」から4万倍の汚染水 2号機毎日新聞 3月31日(木)23時51分配信
福島第1原発2号機の汚染水の様子
東京電力は31日、福島第1原発2号機タービン建 . . . 本文を読む
1.今のような情報公開でいいのか
福島原発危機は第二段階の危機に直面している。
1)飛散した核物質の影響
まず、ひとまず原子炉の大規模な爆発と放射性物質の飛散はなんとか押さえられたものの、今まで飛散した「死の灰」は日本の中部地方から東北地方までかなりの地域に飛散した可能性が高い。
フランスのIRSNがシミュレーションしたビデオが公開されている。
1.放射能拡散シミュレーション IRSN . . . 本文を読む