
見ました。山形県の自然の美しさを、見事に表現してくれた男鹿和雄さんの
描く世界に改めて感動しました。日本人の原風景でしょうか。

風景画には、人の姿がいてこそ、更に情感を増すと思います。



こんな素敵な夕陽の中で、素敵な仲間と一緒にいる瞬間、空間はどれほど素晴ら
しいか。

田園の中ですれ違う農家の方々の優しいこと。昨年、弘前で道に迷い、林檎を
収穫していた若い夫婦の方に道を尋ねた後、自然に「持ってけ」ともぎたての
林檎を一つくれました。「うわ、ありがとう。どう食べたら~?」と行ったら
若い奥さんが、声を出さずに、袖で拭くしぐさをして、にっこり。

その林檎の美味しかったこと。


丘の上から、心健やかに見渡す景観の素晴らしさ。自然の大きさや豊かさを感じ
一方で人間の小ささも感じ・・・。友の暖かさを感じ・・。



高校の頃、美術部にいて、夏の風景画を描いたら、先生が「この雲は何?かき氷
か?綿菓子か?ない方がいよ」と言ってくれたのを思い出します(笑)

結局、消して、夏空一杯にして、田園風景を描きましたが・・自分としては
お気に入りの絵でした。

「思い出ぽろぽろ」は、懐かしい世相(ひょこりひょうたん島の絵や歌は感激)
を背景に、岡島たえこが小5の自分を連れて、山形県の田舎で過ごし、漸く
素敵な自分自身や愛をみつけていく楽しいお話です。そして男鹿和雄さんの
描く素敵な風景が目や心に癒しの空間を作ってくれます。男鹿さんの展覧会が
東京都現代美術館で開催されているようですから、是非、見に行ってみようと
思っています。


ラストシーンを最後にお届けします。山形出身のAki & Mikaも浴衣姿で特別
出演です(笑)





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