Tiangangの毎日

浦和から国分寺に引っ越したフットボール好き。レッズの試合や食べたもの、旅行、読んだ本などをのんびり書いてます。

「セリエAの選手達もモルディブに」

2004-12-28 22:39:42 | Weblog
・朝ホテルの周りをジョギングした。城壁南門をくぐり外へ出て城壁沿いを走る。西安の城壁は、唐の長安城を基礎に明代に完成したものでその姿はかつて2千余年もの間中国の都でありつづけた風格と威厳に満ちている。ホテルをチェックアウトし飛行場へ行くまでの間を利用して唐代の宮殿・興慶宮公園に立ち寄ってみる。阿倍仲麻呂は遣唐使として日本からこの地に来て科挙に合格し唐の玄宗に重用されこの地で亡くなるまで53年間滞在したそうだ。彼の記念碑などが残っている。宮殿の建物からは、日本の京都・奈良の神社・塔などの建築が中国より如何に強く影響を受けていたかが見て取れる。午後2時10分の成都行き海南航空のフライトは機体整備上の問題で2時間以上の遅れとの連絡有り。カウンター職員の勧めに従い最も早い四川航空のフライトに変えたのだが結局海南航空のフライトは4時に飛び立ち、勧めに応じて乗り換えた四川航空の午後4時半のフライトより早かった。非常に?でこれもThis is Chinaか。成都では空港のツーリストカウンターで紹介されたホテルにチェックイン。
・今回のスマトラ沖地震は、大変な被害が出ている。クリスマス休暇としてモルディブでくつろいでいたセリエAの選手達にも影響が出ている。大事に至った選手はいないが何人かは足止めを食らっている。今年が「災」の一年だったのは日本だけではないようだ。

「スタジアムの命名権販売」

2004-12-28 07:20:34 | Weblog
12/27
・睡眠を充分に取ったので朝起きると体調は7割方回復していた。朝はゆっくり10時過ぎにホテルを出る。兵馬俑に行くバスが出ている西安駅に行こうとタクシーに乗ると、運ちゃんが兵馬俑まで往復90キロあるが150元で連れて行ってやると言ってくるのでノルことにした。楊貴妃が入っていた温泉のある華清池、秦始皇帝の陵墓、兵馬俑の3つを見てきた。華清池は温泉と池、宮殿作りの建物が美しく、秦始皇帝の陵墓はただただ大きく、兵馬俑の兵士や馬の人形は非常にリアルで迫力があった。ホテルに早めに帰りVCDで最近人気の「天下無賊」を見る。劉徳華、劉若英が扮する盗賊男女2人組が流浪の旅の中で、朴訥な出稼ぎ農民に出会い、彼が貯めた金を持って帰郷する列車に偶然同席するが、他の盗賊団も同乗していた。列車の中で彼の金を狙う盗賊団と彼を守ることを決めた盗賊男女2人組との攻防戦が繰り広げられる。繰り出されるテクニックの応酬が見ごたえあり。
・最近はフットボールのスタジアムでも命名権(ネームライツ)による収入確保を目指す動きが出てきている。イングランドのボルトン・ワンダラーズのホームは既にリーボック・スタジアムであり、アーセナルも新スタジアムの名前をエミレーツと契約(なんと15年間で201億円!)するようだ。日本でもFC東京と東京Vの東京スタジアムが味の素と、横浜Mの横浜国際も日産と契約している。大分のビッグアイ、ジェフ市原の新スタジアムも販売中だがまだ買手の名乗りがないようだ。イングランドではほとんどのクラブがスタジアムを自前で有しているのに対して日本ではほとんど地方自治体や公共3セクが所有しているという点で異なるもののスタジアムの維持管理、クラブ経営のためにこの動きは広がっていくだろう。クラブ経営の必要性から企業の広告媒体になるのは止むを得ないしスタジアム名の販売手法の一般化も止むを得ないと思う。しかし地域に根ざしたクラブというフットボールクラブの理念を守るため日本のプロ野球のようにクラブ名を企業に売るようなことだけは絶対に止めて欲しいものだ。