Tiangangの毎日

浦和から国分寺に引っ越したフットボール好き。レッズの試合や食べたもの、旅行、読んだ本などをのんびり書いてます。

「ハオハイドンがシェフィールドに移籍」

2004-12-25 12:56:23 | Weblog
12/24
・中国ではクリスマス・イブは平安夜という。朝から中国人の親しい友人より「クリスマスおめでとう!」という電話を何本かもらう。「夜予定がなければうちに来い。」とまで言ってくれる奴もいる。仲良くなると中国人はとても親切だ。夜は瀋陽の日本人の友人10数人で集まった。夕方に青年大街のカルフールに立ち寄ったのだがイブの夜を食事や買い物をして過ごす客でごった返していた。普段はそれほどでないカルフール内にあるカフェや日本のラーメン屋も満席。買い物を終えて出て行くとタクシーがつかまらない。マイナス20度の中でタクシーを捜し45分彷徨う。身も心も凍えた。行き先を告げると運ちゃんは3倍の料金でふっかけてきたが今日は何も言わずに従った。「今晩は1時間に120元稼げるぜ」と喜んでいる。瀋陽でもクリスマスは年々にぎやかになっているようだ。
・大連実徳のハオハイドンがイングランドのシェフィールド・ユナイティッドに移籍するそうだ。移籍金はたった1ポンド(約200円程度)らしい。今年で34歳、引退間近の最後にフットボールの母国イングランドの名門シェフィールドUで自分の力を出し切ってみたいという気持ちだろう。野球の江夏が最後に3Aであるがアメリカに渡ったのに似た心境か。ハオハイドンは中国で永年代表フォワードとして活躍してきたスーパースターだ。今年8月のアジア杯でも非常に存在感があった。北京工人体育館での中国対日本の試合、私は日本代表を応援するためにスタンドで参戦したのだが、中国人民の期待を一身に背負い頭の傷に包帯を巻き必死に戦っている姿は敵ながら畏敬の念を感じずにはいられなかった。ハオハイドンのイングランドでの活躍を期待。