13巻で終わったはずの若さま同心シリーズが、何と、再開していた。
早速、新・若さま同心シリーズを3巻読み終えた。
一巻目の最後に”あとがき”があるのが面白い。
復活なのだが、何と、続きではないのだ。
前のシリーズの2巻から5巻までの行間にあった物語であるとのことだ。
前のシリーズを読んでいなくてもわかるようにはしてあるという。
違いといえるのは、縦軸としてのストーリーがなくなり、横軸としての
同心としての事件簿が濃厚かつ、とんでもなく忙しくなった感じである。
1作目の象が物語だったり、2作目のお化け屋敷の物語、3作目の
舟の追跡の物語など、独創的で、ジェットコースター的にあきさせない。
それにしても、一番、独創的なのは、終わったはずのシリーズの途中の
物語を”新”などと付けて、復活させたところではないか。
それで、呆れてしまうくらいだったら風野真知雄ファンにはなれないだろう。
しかし、ついつい、読み続けて洋書が読めなくなるのが困ってしまう。
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