バンコクで楽しみにしているのが、ヘアーカット。是非、バンコク訪問時はお試し下さい。ということで、今回も行き着けのヘアーサロンに行ってきました。(日本では床屋さんオンリーですけど)
まずは、シャンプー。伸びた爪を気にすることない手で洗髪してれます。実に大雑把。お湯なんて期待してはいけません。ちょっと位、顔に水がかかろうがおかまいなし。背中に水が入ろうとも知ったこっちゃないという感じです。シャンプーしながら同僚とペチャクチャおしゃべりして笑います。そんなの序の口ですから
さて、今日の担当は、見たらすぐわかる『オネエ系』 ヘアーデザイナーでした。日本でオカマ系キャラの人達は、それが似合っていようがいまいがわが道を行く感じで、個性的かつ綺麗にしていますが、今日の担当者は違います。見た目はそのまんま男です。
いよいよカットがはじまりました。最初に出されたヘアーデザインのサンプル写真からできあがりを指差した僕は、微動だにせず、鏡越しにそのオカマ系お兄さんの目をじっと睨み見ました。 カットを始めてしばらくして、じっと自分が見られている事に気付くそのオネエ兄さん。さりげなく僕に微笑みますが、僕は無視をしてじっとその人を見つめていました。 ひきつるカマ姐さん兄さん。 僕があまりに注視するので緊張しはじめるのがわかりました。まばたきもせずに睨む僕。 なんだか脅迫されているような雰囲気になり、慌しそうに落ち着きなくハサミを動かします。ちらちらと僕を見る回数が多くなり、時々目が会うと、笑みを浮かべますが、まったく無視して凝視する僕。
そういう事をしている間にカットが終わりました。
『Finished (終わりました)』審判を下されるのを待つかのように、最高に緊張した面持ちで鏡越しに僕に言いました。
その瞬間、表情ひとつかえずにいた僕は、 『Thank you ! I liked it ! ( ありがとう!気に入りました)』といって満面の笑みを浮かべて彼(彼女)に笑いかけました。
すると、彼は手を真ん中に合わせて、ちょっとジャンプをし、小さく胸の前で拍手しながら嬉しそうにしていました。そして安心感いっぱいの笑みを浮かべて僕の肩に両手を置いていました。目にはうっすら涙が浮かんでいるのが鏡越しに見えました。
本当に僕は意地悪です。
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