穴場発見 MBKセンター5階のフードコートです。 イメージで、“バンコクは日本よりも遅れた所”と思われている方が多いのではないでしょうか(遅れているという言葉が悪いっ!)。その土地に住まう人と、自分が住んでいる土地の文化や価値観を比べるのは愚かな事かもしれませんが、何かを見るときに、自分の経験を基準値に置くのは仕方ない事だと思います。 今日、偶然見つけて入ったレストランは、すべての面において、東京の最先端のお店よりも何歩も先をリードしていて驚きました。 といいますか、こんなお店を日本では見たことがなくてワクワクしました。
すべてのブースがオープンキッチン
日本のレストラン(チェーン)は、マニュアルが何よりも大切です。そのマニュアル通りにされているかどうかが、一番のチェック項目です。 以前、テレビ東京の「ビジネスサテライト」で、急成長を遂げた居酒屋で、その一代で築いた社長(今ではテレビ番組のコメンテーターまでしはじめています)が、ドキュメンタリーで社員に叱咤している所を見ました。
「ひざをついてオーダーを取るのは徹底しているか!!(怒)」
それをみた時に、くだらないな・・・ と思ったものです。 それがこの人の考えるサービスなんだ・・・ 多分、「微笑みの国タイランド」のよさを好きになる人は“笑顔”にあるのだと思います。お客をもてなす人々の自然な笑顔に魅了されるからだと思います。
「職業病笑顔(つくり笑顔)」が苦手で、それをされると気持ちがひいてしまいます。そういう笑顔をされても嬉しくないし、すぐわかってしまうものですよね。(日本の場合、客室乗務員やホテルマンに特に多いですよね)
不器用そうに働く、慣れないスタッフも実に素敵な笑顔で微笑みかけてくれます。これはマニュアルだけでは管理できないものです。それをこんな大型店でも見ることができました。
前置きが長くなりましたが、ブースごとにアジアを中心とした料理があり、入口でもらうカードを提出するだけで、最後に一括支払いするシステムです。 食材を目の前で選びます。
会話を交わすのも楽しいです。
日本・韓国・タイ・インド・シンガポール・中国・マレー・イタリアン。 オーダーを受けえてから目の前で料理をしてくれ、そしてテーブルまで運んでくれる明瞭会計のお店です。しかもリーズナブル。開店まもないお店ですが、偶然入ることができて嬉しかったです。日本人とは誰とも遭遇しませんでしたし、まだガイドブックには載っていないと思います。
是非ともおでかけ下さい
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