WBSC 日本、Ｂ組１位通過で２次ラウンドへ

ともに２連勝で２次ラウンド（スーパーラウンド）進出を決めている日本と台湾。
グループ１位を決める直接対決。

当初、２次ラウンドのルールがよくわかっていなかったので、１次ラウンドでの
１位２位は組み合わせに影響するだけかと思っていた。

とはいえ２次ラウンドも総当たり（１次ラウンドの対戦相手除く）なので、
実質的な意味はさほどないのかなと思っていた。

ところがそれは大間違いで、１位２位は１次ラウンドの対戦結果が引き継がれるそうだ。

つまり、１次ラウンド１位は２位に勝っており、既に１勝したことになる。
逆に２位は１位に負けていてすでに１敗しているところからのスタートになる。

ということで、２次ラウンドを有利に進めるため是が非でも勝ちたい試合。

日本は序盤から台湾を圧倒し、結果的には８－１と快勝し、グループ１位で２次ラウンドへ。
しかし、スコアほどの楽勝ではなかった。

２点先行した１回裏。
２死１塁でレフトに大飛球を打たれた。
打った瞬間、やられた、同点ホームランだ、と思ったが、打球は逆風に戻されフェンス直撃。
打者走者も一塁走者もホームランと思っていたようで悠々と走り、一三塁で結局点が入らず。

２点追加した３回裏も１死満塁と攻めながら、またも無得点。

その後もチャンスを作りながらあと１本が出ない。
日本から見れば、２回から８回までは先頭打者をすべてアウトにしたのが大きい。
９回には２死二塁から適時打を許したものの最後はショートゴロで試合終了。

日本がグループ１位、台湾がグループ２位となった。

Ｃ組は韓国が連勝し優位に立っているが、２勝１敗が３か国の可能性もあり、
１次ラウンド突破はキューバ、カナダとの３か国の争いでまだ確定していない。

逆に連敗のオーストラリアも１勝２敗が３か国の可能性があって敗退は確定していない。
（その場合は韓国が全勝で１位勝ち抜け）