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MLBで「猛打賞」報道の違和感

2023-07-18 16:34:06 | 野球
大谷が今日も3安打を打ちました。
3安打全部がシングルヒット(単打)のことは少なく、大抵は長打(二塁打、三塁打、本塁打)が含まれています。
とすると、3安打が単打、二塁打、三塁打、本塁打の異なる3つとなることもあり「サイクルヒットまであと一つ」の
状況にも何度もなっています。

ところで、1試合に3安打を打つと、メディアが「猛打賞の活躍」などと表現することがありますが、以前から違和感です。
「猛打」と言うからには「賞」なわけで、NPBでは、猛打賞を達成した選手は賞品がもらえます。

試合を初回から見れば、アナウンスに気づくと思いますが、「猛打賞」だけでなく、「第一生還者賞」「第一打点賞」
「ホームラン賞」など、様々な「賞」がコールされ、「何々選手に、○○賞が贈られます。」的なアナウンスが聞かれます。

賞は重複してもらえるものと思いますので、例えば、0-0の状況でバックスクリーンにHRを叩き込めば、その選手に
「第一生還者賞」「第一打点賞」「ホームラン賞」「バックスクリーンホームラン賞」が全部与えられるでしょう。
その他にも外野スタンドの特定の(看板など)にHRを当てれば、褒賞(賞品、賞金)がもらえます。
ただし、褒賞の種類と中身は、球団や球状によっても異なるようですし、年によっても異なるようです。

話がそれましたが、当然ながら「猛打賞」にも褒賞が送られるので、文字通り「猛打」なのです。
一方、MLBは、報奨制度がNPBとは違い、「猛打賞」はありません。
どこかのスポンサーがついて「猛打賞」を作ってもいいとは思いますが、今は無いようです。

なので、「大谷、猛打賞」と言われると、大谷の活躍は嬉しいものの、違和感を禁じ得ません。

記録としての「1試合3安打」を褒賞としての「猛打賞」で表わしてるだけなのは、重々承知。
こだわることの方が違和感と言われれば、そうかもしれません。

MLBに報奨制度が全くないかと言うとそうでもなく、例えばエンゼルスタジアムで、かつてセンター少し右のスタンドに
大きい缶(ビールだか何だかのオブジェ)があり、それに直撃するとなんかもらえるとTVで言ってたと思います。
今は缶でなく車になってたような気もするので、それに当てたら、ボールでへこんだ車がもらえるかも。(笑)





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