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映画「最後の恋のはじめ方」

2005-06-13 17:27:39 | 映画感想
またへんちくりんな邦題をつけましたね。
はまったかどうかは別として女性受けする題にしたかったのかな。
いずれにせよ、ラブ・コメです。

先週見た映画があれだったもんで、今週は軽いものを見ようと決めてました。
出演者は少ないけど、それなりに金はかかってますね。
ロケハンは大変だったろうな。

ウィル・スミス主演。
ヒッチ、アレックス・ヒッチェンスは、
デート・ドクター、デート・コンサルタント。
自信のない男性の恋の手助けをする仕事。

この名前のヒッチと引っ掛けるヒッチ(ヒッチハイクのヒッチね)
をかけた題のつけ方なのに、
どうしてこんな邦題を思いつくのかが判らん。

**

クライアントの一人アルバート・ブレナマン
(ケヴィン・ジェームス、TVのコメディアン、映画初出演だそうな)は、
会計士で会社が管理するコール財団のオーナーで
超大金持ちのセレブリティ、アレグラ・コール(アンバー・ヴァレッタ、
元スーパー・モデル、キャメロン・ディアスとラダ・ミッチェルを
足して2で割ったような感じ)に恋している。

ドジで失恋ばかりしているが、
何とかアレグラ・コールに思いを打ち明けたい。

タブロイド紙のゴシップ記者、
サラ・ミラス(エヴァ・メンデス。ちょっとエキゾチックな顔立ち、
と思ったらキューバ系アメリカ人)は、
アレグラのスクープをものにすると休暇を返上して職場に戻ってきた。

親友のケイシー(ジュリー・アン・メリー)と違ってお堅いサラは、
男の誘いを寄せ付けないが、ヒッチの誘いには乗る。
一方、アルバートはヒッチのアドバイスで
アレグラと何とかうまくいきそうになるが、
サラはケイシーの失恋からデート・ドクターを悪と決め付け、
その存在を暴こうとする。

ヒッチの正体がばれたらどうなっちゃうの、、、、。

**

ラブ・コメですからどきどきはするかもしれませんが、
大どんでん返しはありません。
面白かったです。笑いましたし、当初の目的は達成しました。

ところで、“Don't do that again”は慣用句なんでしょうか。
neverがついてましたけど。

ウィル・スミスの初コメディと書いてあるところもありますが、
MIB、MIB2、WWWはコメディじゃないのでしょうか。
あっ、ラブコメが初なのか?
なお、かみさんのジェイダ・ピンケット=スミスは、
マトリックスのナイオビ、コラテラルの最後に狙われる検事です。

*** 追記 ***

エヴァ・メンデスが、おじいさん(だったかな?)の名前を見つけて涙する、
あの博物館は、エリス島の移民博物館。

希望を求めてヨーロッパからの移民がまず上陸したのが、
ここにあった移民管理局。
貧困から逃れるようにアメリカにやってきた移民の最初の関門だった。
ここで、審査があって、入国を許可される。
入国者名簿におじいさんの名前があった。

そこにたどり着くまでのおじいさんの苦労とアメリカについた時の感激、
実際には苦労はまだまだ続くんでしょうけど、
そこに自分たちの祖父母の時代の家族の苦労を垣間見て、
エヴァ・メンデスは涙する。

「偶然見つけた感激」が後に「演出されたもの」だったと知って怒る、
とこう言うわけですな。

コメント (11)    この記事についてブログを書く
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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ラブ・コメディ (えい)
2005-06-13 17:51:43
トラックバックありがとうございました。



そうなんですね。ぼくも「えっ?初めてだっけ?」と

思いましたが、

“ラブ・コメディ”が初めてと言うことのようです。

そもそも出世作『バッド・ボーイズ』だって、

悪ソン・コメディの要素ありましたものね。
返信する
ラブ・コメが初めて (KGR)
2005-06-13 18:17:27
と言うことのようですね。



ウィル・スミスの次回作

Pursuit of Happyness (happinessでなくhappyness)は、

ホームレスからの出世物語らしいです。

ドラマと言うことらしいですが、コメディタッチであってほしい気がします。



コメントありがとうございました。
返信する
はじめまして (AYAKO)
2005-06-13 19:23:28
TBありがとうございました。



ウィル・スミスさん大好きですが ラブストーリー的要素の作品は初めてだと思います。

「BAD BOYS」は主役は彼ではないし。

(私にとっては主役でしたが。。。)

アクション系が多いので「アイ,ロボット」もいい雰囲気にはなるけど ラブはメインではない。

ですからとても期待して観ました。

結果 楽しかったです。



こちらもTBさせていただきましたので よろしくお願いします。
返信する
TBありがとうございます! (lil'waco)
2005-06-14 00:05:38
はじめまして!こちらからもTBさせて頂きました!



ホントなんであんなへんちくりんな邦題を…。謎です。

それはさておき、とっても楽しめる映画でした。

ラブコメ合ってますよね!!

これからもウィルに期待ですね♪
返信する
おじゃまします (ピロEK)
2008-06-16 12:17:31
おじゃまします。私のブログへはいつもコメントをお寄せいただきありがとうございます。

>この名前のヒッチと引っ掛けるヒッチ(ヒッチハイクのヒッチね)
>をかけた題のつけ方なのに、
>どうしてこんな邦題を思いつくのかが判らん。

そういう意味だったんですねぇ。
Hitchがあだ名って事にも気が付かなかった私なのでタメになりました。
恋愛映画って、基本的に邦題をムリヤリ付けていくのが流行のようですねぇ。邦題次第で女性受けが大きく違うんですかねぇ??

では、また来させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
返信する
いかにも女性向けの (KGR)
2008-06-16 18:25:11
邦題には苦々しく思っているKGRです。

本当に女性陣には受けがいいのか、
調べてみたいです。

原題と全く違う邦題でも構わないのですが、
(中にはこれだ!と思うものもある)

「ベガスの恋に勝つルール」
「幸せになるための27のドレス」
「プライスレス 素敵な恋の見つけ方」
「あの日の指輪を待つ君へ」
女性向けかどうかは別として
「最高の人生の見つけ方」
「アメリカを売った男」
「ラスベガスをぶっつぶせ」
なども私にとってはピンボケの部類です。
返信する
ピンボケ邦題 (KGR)
2008-06-18 21:13:32
そうそう忘れてました。

「幸せの1ページ」もその部類。

これにはご丁寧に、
「人生なんて、たった1行で変えられる。」との
卓越したキャッチコピーまで付いています。

ピンボケ邦題で困るのは元のタイトルが想像つかず、
別物だと思ってしまうこと。
「Nim's Island」から
「幸せの1ページ」は思いつきません。
返信する
おじゃまします (ピロEK)
2008-06-22 10:49:56
たびたびおじゃまいたします。
KGRさんからご説明いただいたピンボケ邦題…全部見たこと無い映画でした^^;
…冷静に考えると恋愛映画ってあんまり観ないようですねぇ私。
何かお勧め作品とかあれば教えてくださいね(邦題の良し悪しに関わらず)。
では、また来させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
返信する
原題が想像つかないか副題が余計 (KGR)
2008-06-22 18:39:08
ダジャレ系のタイトルの訳が難しいのはわかりますが、
それにしても違いすぎ!です。

いずれ何がピンボケか持論を書いてみたいと思います。
返信する
たびたびおじゃまします (ピロEK)
2008-07-05 08:51:44
どうも、たびたびスイマセン。
「ピンボケか持論」楽しみにしています。書いたら教えてくださいね。
では、また来させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
返信する

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