韓国ネット事情

韓国ネティズンの関心事が垣間見える - Naverが検索語ランキングを発表 (MYCOM PC WEB) - goo ニュース

日本でも同様の統計は取れてんでしょうけど。
おそらく韓国とはだいぶ事情が違うと思う。

最近の総務省の国際比較では、具体的な数値がわかりにくいのだが、
韓国は、世界一（件数でなく比率で）のブロードバンド大国だ。
特にＡＤＳＬの普及では、日本よりかなり先行している。

しかし、普及が先行している分、平均速度は遅いともいえる。
戸建と違い、集合住宅で建設時に組み込んでしまうと、簡単に
「速いのが出ました」「乗り換えます」とは行かない。

日本でもＡＤＳＬは当初契約の最大速度（理論値）で1.5Mbps程度、
実効速度は数百kbpsだった。
（それでもＩＳＤＮの10倍以上）
その後の速度競争、価格競争で契約最大速度は40Mbpsを超えているが、
局からの距離と言う物理的減衰は避けられない。
ざっくりだが、平均で言えば、2～3Mbps程度ではないだろうか。

日本ではＦＴＴＨの急速な価格低下が普及を促進している。
集合住宅でもＶＤＳＬなどにより最大100Mbpsの接続がかなり増えている。
ＦＴＴＨ（ＶＤＳＬ含む）では、実効速度で20Mbps程度が平均的と見られる。

しかし、この速度を生かしたリッチコンテンツはまだまだ少ない。
ちょっと重いコンテンツを提供しようとすると、善良なるネチズンが、
「すべての人が高速のブロードバンドで接続しているわけではありません」
とありがたいアドバイスをしてくれる。

ところで、ブロードバンド大国韓国では、ネットゲームが日本よりずっと盛んだ。
ネットカフェでもオンラインゲームが盛んにやられていると聞く。
インターネット利用者も若者の比率が日本より高いのではないだろうか。
この辺りが、検索語のランキングにも繁栄されている。