数年前の夏真っ盛り。
出張で沖縄に行った。
中城村(なかぐすくそん)の近くで、一週間ほど泊り込んで仕事をした。
昼飯には困った。
何せ近くに飯屋がなく、あってもどういうわけか昼はやっていなかった。
車で10分15分と走って飯屋を探し回る毎日だった。
同じ仕事で先に来ていた別の会社の人に聞いたら、「大体ホカ弁ですね。」
と言う回答だった。
そんなある日、比較的大きな食堂で、今日は沖縄名物を食べようと、
みんなで「何とかチャンプル」(ゴーヤではありません)、「ソーキそば」「沖縄そば」
等々、食べつけないものを頼んだ。
その結果、どれもまずかった。
ソーキそばは脂っこすぎて食べきれず、沖縄そばはおでんのつゆに焼きそばの麺を入れたような味だった。
チャンプル系のものも口に合わなかった。
「大体ホカ弁ですね。」の意味を理解した、と思ったものだ。
「大体、地元の名前をいれねぇだろ、普通。」
味に参って、名前にまで悪態をつく始末だった。
食い物に地方の名前が付くのは、他の地方の人が呼ぶ場合で、地元はそうは言わないって意味です。
例えば、「おでん」は、関西では「関東煮き」(かんとうだき)というような感じ。
沖縄で沖縄そばって言うのはどうよ。
まあ名前が逆流したのかもしれませんけど。
その後は、「沖縄そば」は一種のトラウマとなって、まずいものの代名詞のように感じている。
ところがTVでは、おいしいよね、とか、好きです、とか、よくやっている。
果たして、本当は美味しいのに、あの店だけが特別にまずかったのか、
そううまいものではないが、やはりちょっとあの店はいただけなかったのか、
TVでは名物を悪く言わないだけで、本当はまずいのか、
今でも疑問は解消しない。
(でも、食べてみる気はしません。)
出張で沖縄に行った。
中城村(なかぐすくそん)の近くで、一週間ほど泊り込んで仕事をした。
昼飯には困った。
何せ近くに飯屋がなく、あってもどういうわけか昼はやっていなかった。
車で10分15分と走って飯屋を探し回る毎日だった。
同じ仕事で先に来ていた別の会社の人に聞いたら、「大体ホカ弁ですね。」
と言う回答だった。
そんなある日、比較的大きな食堂で、今日は沖縄名物を食べようと、
みんなで「何とかチャンプル」(ゴーヤではありません)、「ソーキそば」「沖縄そば」
等々、食べつけないものを頼んだ。
その結果、どれもまずかった。
ソーキそばは脂っこすぎて食べきれず、沖縄そばはおでんのつゆに焼きそばの麺を入れたような味だった。
チャンプル系のものも口に合わなかった。
「大体ホカ弁ですね。」の意味を理解した、と思ったものだ。
「大体、地元の名前をいれねぇだろ、普通。」
味に参って、名前にまで悪態をつく始末だった。
食い物に地方の名前が付くのは、他の地方の人が呼ぶ場合で、地元はそうは言わないって意味です。
例えば、「おでん」は、関西では「関東煮き」(かんとうだき)というような感じ。
沖縄で沖縄そばって言うのはどうよ。
まあ名前が逆流したのかもしれませんけど。
その後は、「沖縄そば」は一種のトラウマとなって、まずいものの代名詞のように感じている。
ところがTVでは、おいしいよね、とか、好きです、とか、よくやっている。
果たして、本当は美味しいのに、あの店だけが特別にまずかったのか、
そううまいものではないが、やはりちょっとあの店はいただけなかったのか、
TVでは名物を悪く言わないだけで、本当はまずいのか、
今でも疑問は解消しない。
(でも、食べてみる気はしません。)
もっとも、そばやスープがうまいというよりは、具として入っている紅しょうがや豚角煮がうまいのかもしれませんが。
そばは、普通の中華そばだし、スープも昆布ベースの穏やかなものなので、ラーメンと違って、日常普通に食べるそばという感じはします。
私もそうだったので分かります。
最初食べた店が「なんじゃこら!」っていう感じでした。
でもその後、「これでうまくなかったらアンチ沖縄そば、ってことで・・・」と食べたそば、これがおいしかった!
沖縄そばは「すばはだしけーもん」(おそばはだしを食べるもの)と言うくらい、だし、つまりスープを大事にしているらしいです。もし機会があったら北谷の「浜そば」というお店でソーキそば、食べてみてください。目からウロコだと思います。
ラーメンで言えば、
醤油も味噌も塩も豚骨も(最近は鳥白湯もあるらしいですね)
皆ラーメンだし。
博多も札幌も喜多方も東京もありますね。
「沖縄ラーメン」がどの範囲を指すのか知りたいです。
沖縄ラーメンとそうでないものの境界は如何に。